⼤韓航空機撃墜事件に思う 忘れてはならないこと
北海道の北端、晴れた⽇には樺太も遠望できる宗⾕岬の⾼台に折り鶴をかたどったモニュメントが北の海を⾒つめ続けている。「祈りの塔」と名付けられたその塔の⾼さは19.83m、東⻄に広げた16枚の⽻根には296枚の御影⽯がはめ
「我が国の歴史を振り返る」(17) 明治時代以降の「国民精神」を育てたもの
▼はじめに(長州藩の藩庁・萩市を訪問) いよいよ次回から、「日清戦争」「日露戦争」、そして大正時代を経て昭和に至るまで、我が国が巻き込まれた「戦争」の歴史を中心に振り返ることになります。その前に、時代は少し前後しますが、
「花を見る会」騒ぎ-再論
1.季節外れの「花見」狂想曲 先週(11月16日)掲載の「花を見る会」についての拙稿を執筆後もこの問題を巡って野党の追及、これを囃し立てるマスコミの騒ぎは拡大こそすれ、鎮静化の兆しは見られず、他方世界に目を向ければ、我
「我が国の歴史を振り返る」(16) 「大日本帝国憲法」の制定
▼はじめに(驚くべき「軍艦島」) 「明治維新による国家の大改造」を振り返っていますが、明治時代の近代化のスローガンだった「殖産興業」の細部についてはほとんど触れませんでした。2年ほど前、私は、明治から昭和に至る「殖産興
1兆円政府貨幣を毎年100枚発行でPB黒字化とデフレ脱却の同時達成
政府貨幣を年間100兆円発行して日銀に当座預金して政府支出の財源とすることを継続すれば、PB黒字化目標とデフレ脱却&経済成長を両方とも達成できます。 政府貨幣を年間100兆円発行することは法改正無しで実現できます。 通貨
「我が国の歴史を振り返る」(15)
「明治維新」による国力増強 ▼はじめに(“些細な出来事”について) 歴史を研究しますと、はじめは“些細な出来事”(と思ったこと)がその後の“壮大な歴史のうねり”に発展することがよくあることに気が付きます。「事の始まりとは
トランプ大統領 Green Land購入に動く
他国の領地を購入することは戦争以外で領土を広げる手段でもある。1603年ジェファーソン大統領は1500万ドルでルイジアナを購入した。1667年ジャクソン大統領は700万ドルでアラバマを購入した。1803年ナポレオンはカナ
二人の女性が標榜する‘資本主義’のかたち ― Reshaping American Capitalism&Surveillance Capitalism
はじめに Ms. Elizabeth Warren とMs. Shoshana Zuboff ・米上院議員 E. Warren 女史 米国大統領選2020へ、あと1年を切りました。共和党、民主党それぞれは、その大統領選候