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金融関係者
「Captive」の仕組みを知ろう! ~自社設立の海外再保険子会社を活用したリスクマネジメントの構築~
■はじめに 気候変動による自然災害(集中豪雨による洪水、地震/津波、山火事等)の増大やコロナウイルスによるパンデミックによる賠償訴訟(興業中止、役員訴訟、雇用関係の訴訟)の増大を受けて、日本の保険業界のリスク引受能力が大
「新型コロナウイルス感染症に学ぶ ~欧米とのリスク対応の違いを見据えた戦略的対応の必要性」
■はじめに この度の新型コロナウイルス感染症による世界的パンデミックは未曾有の経験であり、まだ始まったばかりで終息にはどれどけの年月がかかるか予想もできないと言われています。この段階で企業にとって最適な対処法を述べるには
ポスト・コロナの組織運営
いまから四半世紀以上も前になるが、1992年9月、私が当時社長を務めていた(株)日本総合研究所でノーベル化学賞のブリュッセル自由大学教授イリヤ・プリゴジン博士を招聘してシンポジウムを開催したことがある。その翌日、昼食をは
日米銀行業界のイノベーション対応
最近のIT(情報技術)は、AI(人工知能)を中核に目覚ましい進歩を遂げている。銀行業界においても例外ではない。私は、2013年以降、年1回は大手米銀を訪問し、幹部との意見交換を行うとともに、支店見学も含めITの利用に関し
隈部 兼作 ロシア・ユーラシア政治経済ビジネス研究所代表取締役
片岡: 今月のインタビューはロシア・ユーラシア政治経済ビジネス研究所所長の隈部兼作さんです。ロシアは日本の隣国であり、世界のキープレーヤーでありながら、我々一般の日本人には、なんとも遠く、理解しがたい国
右脳インタビュー 菊地 唯夫 ロイヤルホールディングス 代表取締役会長兼CEO 日本フードサービス協会会長
片岡: 今月のインタビューは菊地唯夫さんです。本日はロイヤルホールディングスの経営改革を中心にお伺いしたいと思っております。宜しくお願い申し上げます。 菊地: まずグループの概要を説明します。ロイヤルホールディングス
本邦地方銀行の経営とITの活用
本邦地方銀行の経営は、足許では、高水準の利益を計上しているが、先行きを展望すると預貸利鞘のさらなる縮小が見込まれ、厳しさを増している。 本稿では、こうした状況を打開する一つの途として、ある米国大手優良地銀の取組みを紹介し
コグニティブ・コンピューティング
『IBMは今や人工知能(ワトソン)関連の売上が会社全体の41%を占める』との噂を聞いたのでチェックしてみました。 41%という数字はおそらく下記のスライドから来たのだと思います。 (上図はクリックすると大きくなります)