計画的に整備されてきた北朝鮮東倉里のミサイル発射場
北朝鮮西部の中国国境に近い東倉里のミサイル発射場は、2008年頃から本格的に整備され、それまで使用されてきた舞水端里の発射施設の約3倍の規模を持つ近代的発射施設に拡張された。また、建設段階で地下に燃料備蓄施設や電源装置、
地下鉄サリン事件を振り返って
光陰矢のごとし――霞の向うに遠ざかる記憶 今年、地下鉄サリン事件から20周年を迎える。あの事件で、一切の状況不明な混乱の中から始まった除染作戦、未知・未経験の領域で指揮を取る上での不安、隊員の命を預かる重責、怒涛の勢いで
齋藤 健 農林水産副大臣 衆議院議員
片岡: 今月のインタビューは農林水産副大臣の齋藤健さんです。それでは、日本の農業が抱える問題についてお伺いしながらインタビューを始めたいと思います。 齋藤: 今、日本の農業は大きな曲がり角に直面していて
HSBCは香港を見限ったのか
英国最大手のHSBC Holdingsは2月14日本社を引き続きロンドンに置くと発表した。この問題は昨年から本社をロンドンとするか移転して香港とするか注目されていた。本件については後述するとして香港に近い広東省の最近の様
成長戦略を活かす「リスク・マネジメントと保険の手配」(その12) 成長戦略「想定外と企業モラル/コンプライアンス」のリスク
アベノミクスも日銀による金融政策の限界で何やら不透明となってきたこの時期に、二つの大きな出来事が起こった。一つは、それこそ想定外地域・熊本での大地震である。今回の布田川断層帯の30年以内の地震確率は何と0.9%だったこと
ユビキタスネットワーク時代における知的財産権の課題と日本の国家戦略
携帯電話の普及,RFIDの普及、監視カメラを代表とするセンサの普及にともなっ て、私達の社会はすでに第1期ユビキタスネットワーク社会に突入しています。 第1期ユビキタスネットワーク社会では、人は携帯電話を通じて、どこにい
海外要因ではなくて日本要因
最近になって株価が回復してきました。 ところで昨年12月中旬あたりから株価が下落基調を続ける中で、アナリスト、解説者たちによってずっと言われてきた言葉があります。 「海外要因によって日本の株価が冴えない」 (過去6か月間
中国の対インド安全保障戦略 ―中国から見た南アジアの戦略的価値と対インド戦略の狙い―
平成27年9月29日 中国の軍事的な拡大が世界の注目を集めている。アジアで中国と並ぶ軍事大国として台頭しつつあるインドに対し、中国がインドの安全保障戦略をどのように見ているかを、中国側の公開文献に基づき検証