下落相場でも利益を上げる個人投資家
RBSが投資家に対して 『Sell everything except high-quality bonds. This is about return of capital, not return on capital
中国の「真珠の首飾り」戦略(その1)
マラッカ・ジレンマ 「石油の一滴は血の一滴」と言われるほど日本の石油自給量は僅かで、1941年8月の石油の対日全面禁輸が日米開戦に踏み切る一つの要因になったと思われる。 今日、中国にとっても石油は貴重だ。2011年の
『地域包括ケアの課題と未来』編集雑感 (10): 情報ネットワークシステムについて
亀田総合病院は日本で最初に電子カルテを導入した。亀田信介氏はその院長である。『地域包括ケアの課題と未来』で、以下のような主張を展開した。電子カルテやアプリケーションを共有すると、地域での医療に関する情報のやり取りが容易に
北朝鮮の4回目の核実験を受けての緊急提言
1 初めに 北朝鮮の水爆実験と称する第4回目の核実験の衝撃が世界を駆け巡っている。安保理も新たな決議採択の検討を開始し、日本も独自制裁を考慮中だ。国連憲章7章41条の非軍事的措置の限界が明らかになる中で、新
時価総額更新を機に日本株投資戦略を再考しよう
東証第一部の時価総額(終値ベース)は昨年(2015年)5月22日に591.3兆円となり、これまでの最高値であったバブル経済ピーク時・1989年12月29日の590.9兆円を約25年ぶりに更新した。 その後、株価は低迷した
計画経済医療による首都圏の医療・介護危機
首都圏で、75歳以上の高齢者人口が急増しつつある。筆者は、10年先、医療・介護サービスの深刻な提供不足が生じるのではないかと危惧している。場合によっては社会不安になりかねない。具体的には、要介護者の退院先が見つからなくな
終わりの始まり: EU難民問題の行方(13)
劣化する文明の兆候 2016年の新年は、世界規模での大きな波乱で始まった。中国経済の減速、中東の大国イランとサウジ・アラビアの突如の国交断絶、さらに1月6日には北朝鮮が水爆の実験を実施したと発表。こうした動きを反映して、
中国の南太平洋島嶼国への接近
中国の南太平洋島嶼への接近・工作 中国は、米軍の太平洋正面の包囲環(第一列島線と第二列島線)を打通(突破)する努力と並行して、第一・二列島線の側面・背後に広がる南太平洋の島嶼国家(パラオ、マーシャル諸島、ナウル、ソロ