中国の物流(物流施設も過剰となるか)
元々中国には物流(logistics)という概念はなかった。そこで日本語の物流(ウーリュウ)をそのまま使うこととなった。日本でも物流業は「右から左にものを流す存在」くらいにしか認識されていなかったがここ数十年の物流業界の
人を大切にする経営学会
①2016年の年明けから世界は大波乱含みですが、2015年も大企業の偽装・腐敗が大きな社会問題を引き起こしました。東洋ゴムの免震・防震ゴム性能偽装、東芝の不正会計(見かけ上の当期利益のかさ上げ)、フォルクス
地域包括ケアの課題と未来 (3) 人口の変化と社会保障
少子化 今後の日本を考える上で、最も重要な統計が、国立社会保障・人口問題研究所の将来推計人口です。出生3条件、死亡3条件、すなわち3×3、9種類の条件で、100年後の2110年までの推計値が公表されています。 日本の最大
引き続き予断を許さない
日銀によるマイナス金利のニュースなどで金曜日の米国市場は持ち直したものの、マーケットは引き続き予断を許さない状況にあります。 中国のハードランディングに関するソロスのインタビュー(@ダボス)がマーケット関係者の脳裏にイン
安倍政治の3年を質す -日本の戦後民主主義の変質と官製経済の限界
はじめに:アベ政治の3年に思うこと 安倍晋三政権は昨年12月26日で4年目に入りました。そして、今年、2016年1月4日でアベノミクスも4年目に入ったのです。 処で、昨年1年間の安倍政治の来し方を顧みるとき、問題の一つと
ビジネスにおけるリスクの早期警戒とインテリジェンスの役割
1. はじめに インテリジェンスは収集された膨大とも言える情報から生成される優れた意思決定に資 する情報と理解すべきものです。顕在化あるいは潜在的な情報を元にリスクが特定化され 事前に察知することが可能であるならば、より
『地域包括ケアの課題と未来』編集雑感 (11): 急性期病院からの退院と自治体病院建設
急性期病院が退院を急がせる理由 亀田総合病院の藤田浩二医師に、急性期病院からの退院について書いてもらった。急性期医療とは、藤田医師が述べたように、病気の発症から、進行を止める、あるいは、回復が見込める目途を付けるまでの医