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菅澤 喜男

菅澤 喜男

日本大学理工学部卒業、米国ノースロップ工科大学大学院修士課程修了、工学博士(北海道大学)、その他:カリフォルニア工科大学イノベーションマネジメント・サティフィケートプログラム修了。日本大学大学院 グローバル・ビジネス研究科 教授等を経て、現在、日本コンペティティブ・インテリジェンス学会長。
専門分野 確率統計、インテリジェンス

はじめに 第二次大戦は無謀との言える情報軽視の戦いであったように考える。戦後,アメリカ軍により,暗号解読能力が高く評価されたとの事実もあるようであるが,アメリカ軍は日本軍の情報収集能力に長けていたと言っても過言ではない。

1. はじめに インテリジェンスは収集された膨大とも言える情報から生成される優れた意思決定に資 する情報と理解すべきものです。顕在化あるいは潜在的な情報を元にリスクが特定化され 事前に察知することが可能であるならば、より