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安全保障・危機管理関係者

前回、中国の「真珠の首飾り」戦略について説明したが、今回は、この戦略に基づき展開している主な真珠の「珠」――海軍拠点――について簡単に説明する。 ☆ グワダル港(パキスタン) 中東からアジアへ向かう船舶の多くは、ホルムズ

2030年頃にはFinTechが本格的に実現、あらゆるものが繋がりサイバー上で仮想的に動き出し、社会自身もテクノロジー化していく。また2045年にはAIがよりすぐれたAIを生み出しようになり次々と進化していくシンギュラリ

 マラッカ・ジレンマ 「石油の一滴は血の一滴」と言われるほど日本の石油自給量は僅かで、1941年8月の石油の対日全面禁輸が日米開戦に踏み切る一つの要因になったと思われる。 今日、中国にとっても石油は貴重だ。2011年の

  1 初めに 北朝鮮の水爆実験と称する第4回目の核実験の衝撃が世界を駆け巡っている。安保理も新たな決議採択の検討を開始し、日本も独自制裁を考慮中だ。国連憲章7章41条の非軍事的措置の限界が明らかになる中で、新

 中国の南太平洋島嶼への接近・工作 中国は、米軍の太平洋正面の包囲環(第一列島線と第二列島線)を打通(突破)する努力と並行して、第一・二列島線の側面・背後に広がる南太平洋の島嶼国家(パラオ、マーシャル諸島、ナウル、ソロ

前回は、接近阻止・領域拒否戦略の概要、同戦略を採用した経緯・動機、同戦略の目的などについて説明した。引き続き、同戦略についての説明を継続する。  非対称戦争の追求 接近阻止・領域拒否戦略の最大の特色は、人民解放軍が米軍

アベノミクスで元気を取り戻した日本企業の成長戦略に「M&A」があるが、円安の進行で以前より買収案件の割高感が強まっているにもかかわらず、本年度(2015年)も銀行や保険会社大手の金融機関が先を争うように海外大型買

中国人民解放軍の接近阻止・領域拒否(Anti-Access/Area Denial, A2/AD)戦略について、二回に分けて説明する。  接近阻止・領域拒否戦略の概要 人民解放軍は、台湾有事や尖閣諸島などの領土紛争がエ

前回まで、中国海軍の今日までの歩みと近代化の状況などについて説明した。次は中国の海洋戦略について述べたい。  習近平政権も海洋進出に強い意欲 中国海軍の近代化とその戦略は密接不可分である。中国海軍の近代化は、その戦略を

危機とは? 危機の特性: 突発、予想しない様相、致命的損害、迅速な被害拡大。組織存続も危うく 危機の種類: 自然的危機=災害、人為的危機=非作為的事故、作為的脅威。複合型が多い。 危機対応の主体: 国家から個人まで各レベ

前号に引き続き、中国海軍の近代化の現状について説明したい。なお、前号では中国海軍は、①戦闘艦の戦闘能力のマルチ化の促進、②遠距離洋上の情報能力の強化、③潜水艦戦力の強化、④哨戒艇戦力の強化、⑤機雷・魚雷戦力の強化、に注力

以下、中国海軍近代化の方針について述べ、中国海軍の近代化の原状について、二回に分けて説明したい。  海軍近代化の方針 人民解放軍は、米軍を仮想敵として捉え、「『情報化』という条件下における局地戦」、すなわち、「高強度(

 世界を滅亡させうる12の大惨事 産経新聞が「核による大量虐殺か、小惑星の衝突か…世界を滅亡させうる12の大惨事」と題するショッキングな記事(2015年3月1日)を報じた。これは、人類を脅かす危険について問題意識を喚起

本稿では、中国海軍の近代化を促進する諸要因について考えてみたい。 中華思想 中国のイデオロギーは共産主義だけではない。もう一つのイデオロギーは中華思想である。中華思想とは、中国が宇宙の中心であり、その文化・思想が神聖なも

2015年12月8日の講演資料です。 講演内容 ① 「遊撃戦論」と「ランチェスター」で読み解く桶狭間合戦 ② 「兵法」と「経営」

 「中国海軍の父」劉華清(りゅう かせい)の登場 前号で述べたように、鄧小平による改革解放政策の採用(1978年)により、国防上の最重要地域が、従来の内陸部(三線)から貿易に便利な沿岸部(一線)に設置された経済特区に変

 はじめに マハンの海洋戦略理論を最も簡潔に要約すれば「海軍は商船によって生じ、商船の消滅によって消えるものである」といえよう。1949年に建国された共産主義国家の中国の経済は約30年間も低迷し、大規模の商船隊を海外に

フランス紙襲撃テロ事件 2015年1月7日、フランスの風刺週刊誌を発行している「シャルリー・エブド」本社に覆面をした複数の武装した犯人が押し入り職員を襲撃、警官二人、編集長、風刺漫画の担当記者ら合わせて、一二人が死亡した

○ イスラム国をめぐる戦いは宗教戦争 内戦が続くシリアのアレッポで、2名の日本人がイスラム国により拘束された。後に身代金およびイスラム国に関係のある女死刑囚の釈放を要求する犯行声明が出された。その後紆余曲折を経て、2名と

11月13日午後9時過ぎ、パリにて多発テロが発生した。今やテロは世界各地において起こり得る情勢となっており、テロへの備えが急務である。本稿は、対テロ戦争勝利の条件として箇条書きにまとめてみたものである。 ○ パリ多発テロ

11月13日、フランスでイスラム国(IS)によるとみられる、死者132人以上を出す大規模なテロが発生した。その背景にはどのような世界的潮流があり、今後世界はどのような方向に向かうのであろうか。 1 覇権交替期に入った世界

本稿以降、中国に目を転じ、同国がマハンの理論に基づく海洋戦略を採用し、巨大な海軍の建設を行っていることを中心に順次説明してみたい。最初に、現在の中国とマハン当時の米国の戦略環境の類似点と相違点について分析したい。まずは類

 「両雄並び立たず」 オバマ大統領は、2012年1月5日、アジア太平洋地域での軍事的なプレゼンスを強化する内容の新国防戦略を発表した。 米国はなぜアジア太平洋地域を重視視するのだろうか。それは「中国の台頭」に対抗するた

片岡:  今月の右脳インタビューは西本逸郎さんです。本日は、サイバーセキュリティについてお伺いしたいと思います。 西本:  まずサイバー攻撃を仕掛けてくる人は大きく分けて3種類あります。① 金銭目的で、コソ泥から組織犯ま