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安全保障・危機管理関係者

▼はじめに(新型コロナ対応について) 5月14日、「緊急事態宣言」が39県で解除になり、新型コロナウイルス対応は、いよいよ「出口」に向けたステージに入ったように見えます。 私は、新型コロナウイルスに対する政府や地方自治体

▼はじめに(日本人ジャーナリスト・河上清氏について)  読者の皆様は、戦前から戦後、米国で活躍した日本人ジャーナリストの河上清氏(別名、K・カール・カワカミ)をご存じでしょうか。明治6年生まれの河上氏は、明治34年には同

▼はじめに 現在も新型コロナの感染や国家の安全保障など、我が国はユーラシア大陸の影響をまともに受けていますが、大陸の東側に位置し、わずかに200㎞の対馬海峡を隔てただけの島国の我が国は、有史以来、大陸と“関わりなし”では

▼はじめに(「昭和金融恐慌」の発生) 西暦1926年が「昭和」の始まりですが、昭和元年はわずかに7日間しかなく、すぐに昭和2年を迎えます(これは偶然なのでしょうが、最後の昭和64年も7日間しかありません)。 我が国は、ま

木村 もりよ 医師、一般社団法人パブリックヘルス協議会 関沢 洋一 独立行政法人経済産業研究所 上席研究員 藤井 聡 京都大学大学院・京都大学レジリエンス実践ユニット 1.現状認識 新型コロナウイルスが世界各国で猛威を振

▼はじめに  今回もいきなり本文から入り、最後に総括しましょう。 ▼陸軍の軍縮とその影響  第1次世界大戦後の世界的な“軍縮ムード”は海軍だけに留まりませんでした。特に我が国の場合、“長年の仮想敵国であった帝政ロシアがな

▼はじめに  今回の話題は「日英同盟」破棄と「ワシントン会議」ですが、これらがまさにその後の歴史を変えた、つまり“歴史的岐路”となったことを強調して上記のような表題にしてみました。しかし、後々に歴史を振り返ってみて初めて

▼はじめに  今回は、いきなり本文に入り、最後の方で総括したいと思います。 ▼「ヴェルサイユ条約」締結とその影響 ドイツの新共和国と連合国との間に休戦協定が成立したことを受けて、翌1919(大正8)年1月18日からパリで