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安全保障・危機管理関係者

▼はじめに(驚くべき「軍艦島」)  「明治維新による国家の大改造」を振り返っていますが、明治時代の近代化のスローガンだった「殖産興業」の細部についてはほとんど触れませんでした。2年ほど前、私は、明治から昭和に至る「殖産興

▼はじめに(『反日種族主義』を読む) たまには、冒頭で時局を取り上げてみましょう。22日、韓国が軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の協定破棄を凍結し、失効が回避されました。仮に破棄されても、両国の関係が直ちに壊れるよう

▼はじめに  ここまでお読みいただいた読者の皆様には、日本史と世界史に“横串”を入れて歴史を振り返ると「違った歴史が見える」ことをご理解いただいているのではないかと思います。しかし、そのことを本当に“実感”するのは「明治

▼はじめに(天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典について)  天皇陛下御即位に関連する一連の行事が続いておりますが、11月9日、皇居前広場で行われた国民祭典に参列する機会を得ました。 祭典の概要はNHKでも中継されましたの

▼「太平天国の乱」と「第2次アヘン戦争」 今回は、いきなり本文に入りましょう。まず19世紀後半の隣国・清の状況です。 1851年、清が衰退する原因となった「太平天国の乱」が発生します。洪秀全(こうしゅうぜん)を天王とする

▼はじめに  本歴史シリーズを発信開始してから、記念すべき第10回目となりました。読者の皆様はいつもご愛読ありがとうございます。まだまだ“序章”にしか過ぎませんが、幕末ぐらいから、日本史と世界史の“横のつながり”と日本史

▼はじめに(民族の差)  だいぶ前ですが、インドのマンモハン・シン元蔵相が「かつて欧州から鉄砲が伝来した際、日本人はこれをマネして火縄銃を作った。中国人は鉄砲を見せられて値切りにかかり、インド人に至っては、横目でチラリと

▼はじめに 前回、『先占の原則』を紹介しましたが、1988年に英国のサッチャー首相が「ヨーロッパ人がいかにこの世界の多くの土地を探検し、植民地化し、文明化したかは、まことにすばらしい勇気と才覚の物語でありました」と発言し