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木村もりよ

木村もりよ

1965年生れ。筑波大学医学群卒業。米国ジョンズ・ホプキンス大学公衆衛生大学院疫学部修士課程修了(MPH[公衆衛生学修士号])。ジョンズ・ホプキンス大学デルタオメガスカラーシップを受賞。米国CDC(疾病予防管理センター)、財団法人結核予防会に勤務後、厚生労働省入省。厚生労働省医系技官を経て、現在は綜友会医療研究所所長、パブリックヘルス協議会理事長。医師、作家。
主な著書
『辞めたいと思っているあなたへ』  PHP研究所 2011年
『厚労省と新型インフルエンザ 』 講談社現代新書 2009年
『厚生労働省崩壊 「天然痘テロに日本が襲われる日」』 講談社 2009年

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ヒトと感染症の歴史は長く、紀元前エジプト時代にさかのぼる。その時代のミイラから、脊椎カリエスに特徴的な背骨の屈曲を示すものが複数発見された。脊椎カリエスは、結核菌によっておこる骨病変であり、その当時すでに結核が人々の間に

本稿は、大阪保険医雑誌2015年4月号に掲載された、「危機管理としての感染症」に、加筆・修正したものです。 危険性の高い病原体を扱うBSL4施設の稼働に関して、現在様々な議論が沸き起こっている。本稿では、BSL4施設の問

タレントで弁護士の大渕愛子さんが、子宮頚部の高度異形成にて手術をうけると報道されていました。高度異形成は上皮内がん(0期のがん)も含みます。それ故、円錐切除と言われる手術をして、病変部を取り除きます。 子宮頸がんは、早期

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「がん検診受けてください」中村市長が市民に手紙 紀の川市はこのほど、今年度新規事業の「がん検診向上」を図るため、中村愼司市長直筆の手紙の複写914枚を対象者に発送した。主に国保加入者やその扶養者などの中で、 今年度満40

女性芸能人の一人がご自身の乳がんに関する情報を明らかにし、乳がんに対する社会的関心は高まっているように思います。 乳がん検診に関しては、私自身いくつか記事を書きましたが、あらためて検診(スクリーニング)の有効性、社会的イ

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年金情報が外部からの攻撃によって流出した、という事実は大きな社会問題として取り上げられています。さらに、東京商工会議所でも、コンピューターウイルスを介した感染により、会員情報が外部に漏れるという事件も生じています。そこで

第72回  『 右脳インタビュー 』  (2011/11/1) 木村 盛世(きむら もりよ)さん 医師/厚生労働医系技官 ノンフィクション作家 http://www.kimuramoriyo.com/      片岡: