前言 人類史は戦争の歴史 あらゆる生き物や国家・組織にとって「生きる事」はすなわち「戦うこと」――生存競争に勝ち残り種をのこすこと   「如何にすれば勝利できるか?」永遠のテーマ このニーズに応えるのが戦略・戦

中国景気の減速懸念と米国経済の底堅さという構図の中で、原油価格が揺れている。米原油指標であるWTI(ウェスト・テキサス・インターミディエート)は8月、中国人民元の切り下げを契機とした世界的な金融不安のなかで一時1バレル=

韓国の医療機関で発生しているMERSコロナウイルス感染症を巡って、台湾が韓国への渡航制限を打ち出しました。 http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPL3N0YW24W2

MERS(Middle East Respiratory Syndrome Corona-virus:中東呼吸器症候群が韓国の医療機関で流行しています。 あまり聞きなれない名前ですが、2012年にサウジアラビアで初めてみ

東芝の会計不正不祥事の根本的な問題は、取締役会の受託責任、説明責任の認識の欠如にある。取締役はどのような考えでことに当たるべきか、役割と責任については今回導入されたコーポレートガバナンス・コードで明確に議論され、規定され

  古来より、事を成すには、「天の時(時代的背景)」「地の利(立地条件)」「人の和(人的要素)」という3つの条件が必要だといわれる。前回、「天の時」に着目して、マハンの「海上戦略史論」が世に出た(1890年)し

東芝に対して個人株主が歴代役員28人に訴訟を起こすよう請求しました。しかし、訴訟を起こすかどうかを判断する監査委員会に前社外取締役が残っている矛盾した構造のなかで正しい判断を下せるかどうか疑問です。この問題に対して、臨時

前回に紹介したマンガ(劇画)として描かれた17世紀の画家ジョルジュ・ド・ラ・トゥールの話は、フィクション(虚構)ではあるが、かなりの程度、確認された史実に即している。その一部分だけ種明かしをすると、物語は戦争、悪疫、天災