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門多 丈

門多 丈

株式会社カドタ・アンド・カンパニー 代表取締役社長
一般社団法人 実践コーポレートガバナンス研究会 代表理事
1971年、東京大学法学部卒業後、三菱商事に入社。財務部等を経て、1981年スタンフォード大学でMBA取得。三菱商事の英国金融子会社社長に就任。帰国後、三菱商事 企業投資部部長、三菱商事証券社長、三菱商事 理事・金融事業本部長を歴任。その他、東京工業大学大学院特任教授(元)、米Pacific Pension Institute アドヴァイザリー・カウンシル・メンバー(現)、一般社団法人 実践コーポレートガバナンス研究会 代表理事(現)を務める。

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日本のコーポレートガバナンス改革でも、いよいよ株主総会運営の「実効性」の議論をする段階に来ている。最近の注目すべき動きとして、ROEの低い会社への経営者取締役への「不信任」投票の増加、M&A戦略についての反対の意

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東芝の企業不正は経営主導の粉飾決算である。社外取締役も含めた取締役会がしっかり経営の業務執行を監督すること、三様監査(会計監査、監査員監査、内部監査)の連携の重要性を示している。   浜田康氏著「粉飾決算ー問わ

東芝の会計不正不祥事の根本的な問題は、取締役会の受託責任、説明責任の認識の欠如にある。取締役はどのような考えでことに当たるべきか、役割と責任については今回導入されたコーポレートガバナンス・コードで明確に議論され、規定され

年金基金などの機関投資家は投資先企業のES&G(環境、社会、ガバナンス)について納得出来なければ、企業には投資しない時代になってきている。日本のスチュワードシップ・コードに於いても、ES&Gは「長期的な観

コーポレートガバナンス・コードという海図を使い、どのように舵を取って行くかが企業経営の課題となる。そのキーワードは「自己規律」と「説明義務」である。   実践コーポレートガバナンス研究会理事会名で「コーポレート

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片岡:  今月の右脳インタビューは門多 丈さんです。門多さんは、三菱商事で、証券・企業投資ファンドなどへの投資業務、投資銀行業務、M&Aなどのアドバイザリー業務を統括する金融事業本部長としてご活躍されました。その