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経済・金融・ビジネス
右脳インタビュー 神谷秀樹(非営利目的投資銀行家)
片岡: 今月の右脳インタビューは神谷秀樹さんです。本日は格差問題、そして非営利投資銀行家のご活動についてお伺いしたいと思います。宜しくお願いします。 神谷: まず格差についてお話します。お金持ちは、各国のゼロ
無能であることは罪に問われない
今晩は日経CNBCテレビの「日経ヴェリタストーク」に出演しました。 トピックスは 『日本株 再浮上への道』。 今週で終わる2015年度の日経平均株価は、 アベノミクスが始まって以来、 初めて(前年度末比)下落で終わりそう
監査等委員会設置会社の脆弱性 ~コーポレートガバナンス・コードの形骸化につながるおそれ~
監査等委員会設置会社が、本来の目的である執行と監督の分離により業務執行の効率化を図りながら守りのガバナンスもしっかりと機能させるためには、常勤の監査等委員取締役を置くことと実効的な内部監査部門を持つことが必須です。この条
東芝粉飾決算とコーポレートガバナンス
東芝の企業不正は経営主導の粉飾決算である。社外取締役も含めた取締役会がしっかり経営の業務執行を監督すること、三様監査(会計監査、監査員監査、内部監査)の連携の重要性を示している。 浜田康氏著「粉飾決算ー問わ
【近未来を見据えた投資とコンプライアンスとの関係】
近未来を見据えた投資術というと、「このテクノロジーが将来の世界を席巻するだろう」といった視点が中心になりがちだ。しかし「ハイテク日本」をリードしてきたオリンパスや東芝の失敗例を見ればわかるように、そもそもコンプライアンス
逆流始めた世界経済のトレンド、そして政治
目 次 はじめに:世界のトレンドと、ポピュリズム 1.世界経済のトレンドの変化を炙り出すG20 (1)G20の生い立ちが映す世界経済の生業と,その変化 (2)世界経済復活へのカギ 2.米大統領予備選が映す政治構造の変
「高値掴み」をしない投資術
金融緩和の世界では、資産は大きく二種類に分けてみる必要がある。ひとつは、中央銀行が直接買い付けの対象にすることができ、また買付金額にほぼ限界がない国債、株式、REITなど。もう一つは、中央銀行が介入することが難しく、実需