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経済・金融・ビジネス
「我が国の歴史を振り返る」(9) 江戸中期以降の我が国周辺情勢と混乱
▼はじめに(民族の差) だいぶ前ですが、インドのマンモハン・シン元蔵相が「かつて欧州から鉄砲が伝来した際、日本人はこれをマネして火縄銃を作った。中国人は鉄砲を見せられて値切りにかかり、インド人に至っては、横目でチラリと
「我が国の歴史を振り返る」(7) 欧州諸国の「大変革」と植民地獲得
▼はじめに 我が国の江戸時代と時を同じくする17世紀から19世紀にかけて、欧州諸国は、その後の国際社会に甚大な影響を及ぼすことになった「大変革」を遂げました。まずは、本歴史シリーズの目的などから、それらの実態をわずかに3
商品市況
1.銅スクラップ従来は銅地金の相場をLME(London Metal Exchange)中心に追いかけていたが、銅スクラップなど銅製品の原料となる銅スクラップの対中輸出にブレーキがかかっている。中国景気の減速もあり日本で
日本の安全保障を巡る二つの論理 ― 日米同盟の論理、日韓対立の論理
今、日本は国の安全保障を巡っての、二つの大きな問題に直面しています。 ・日米安全保障条約は不公平? まずその一つは日米安全保障に係るトランプ批判です。先のG20大阪サミットを前後して彼は日米安全保障条約は片務協定だ、「米
『我が国の歴史を振り返る』(3) 「大航海時代」―欧州人と初めての関わり―
▼はじめに 2016年10月、「8世紀末の奈良時代、遣唐使に混じって『破斯(はし)』という名のペルシア人が来日し、天皇に謁見したと記してある出土遺物が確認された」とのニュースが流れました。 これまで、最初に我が国を訪れた
段ボール古紙とかプラステイックなどの廃棄物は
従来中国が輸入して処理していたが、中国政府は環境対策として輸入を絞り出した。その結果? #段ボール古紙の場合段ボールの原料となる古紙の価格が下落している。従来中国向けが最大の輸出先であったが環境保護などを名目にして輸入規
今、国際社会は分岐点に ― G20大阪サミットが映す国際社会の実像、そして日本は
目次 はじめに G20大阪サミットは安倍首相の晴れ舞台だった —- P.2 ―「大阪宣言」は自由な国際貿易の堅持をうたったが第1章 ‘G20大阪サミット’ と 米中関係の行方 —- P.3
先ず決心すべきだ!(ホルムズ海峡危機対応について)
1 初めに 米国の唐突なイラン核合意離脱に端を発した米・イ対立が遂にホルムズ海峡危機として顕在化しつつあり、我が国を含むタンカーがイランの革命防衛隊(IRGC)と思しき勢力の脅威を受けつつある。 これに対して、米