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― 目次 ― はじめに:‘加速する’アベノミクス 1.‘新成長戦略’- ダボスの公約 2.アベノミクスを巡るリスクは安倍政治の‘今’ ―日本の国が変わった日 3.ポストアベノミクスは‘エイジノミクス’ おわりに:国民の為

人を「投機」に走らすものは「強欲」だが、人を「投資」に導くものは「大志」と「情熱」である。 「投機」と「投資」は根本的に異なるものだが、現世ではこの両者はすっかり混同されている。中央銀 行の超金融緩和は「投機」を招くが、

昨年の12月1日付けで不動産リスクは地方都市にも拡散と題して不動産バブルの様子を書いたがその後半年たって更に不動産を巡る問題点が次々と明るみに出て来ている。 一般論としては北京・上海等大都市では価格上昇、地方都市は地方政

成長戦略を活かす「リスク・マネジメントと保険の手配」(その2) 2014/7/1 森島知文 Sunnyforest    アベノミクスでデフレ時代に凍結されていたベースアップもやっと実現した日本企業において、マーケットは

日本の耕作地の総面積は約454万㌶だそうだが、その多くの部分が低稼働または不採算で、政府の 保護なくしては維持不可能だ。これらの農地所有者には、これまで減反などでさまざまな政府補助金が 支払われてきたが、その金額は農家へ

― 目次 ― はじめに:ダボス会議のスターはいま 第1部 アベノミクス新成長戦略 1.アベノミクス第4弾:新成長戦略発表 2.シャングリラ・ダイアログと中ロが見る‘西側’ (1)シャングリラ・ダイアログの示唆 (2)習近

[(注)本項は、R.J.スメサースト(鎮目雅人他訳)『高橋是清―日本のケインズ その生涯と思想』東洋経済新報社、2010、をベースに論ずるものです ] 第1章 高橋是清の財政政策 (1)デフレ不況からの脱出 1931年1

1. 香港・上海の株式市場の相互乗り入れ 4月初めのボアオ・アジア・フォーラムで中国の李克強首相は「上海と香港の株式市場の相互乗り入れを確立する」と演説した。一般には中国の資本市場の開放が更に進むと歓迎されているが、香港