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教育・文化・スポーツ関係者

昨年末の「日韓合意」は、当面の政治的解決としては肯定的に評価され得るかも知れない。だが、国際的には今後10年、韓国は「強請りたかりの国」、わが国は「困れば金で済ませる国」として記憶されること必定。わが国はそろそろ黒船の恫

劣化する文明の兆候 2016年の新年は、世界規模での大きな波乱で始まった。中国経済の減速、中東の大国イランとサウジ・アラビアの突如の国交断絶、さらに1月6日には北朝鮮が水爆の実験を実施したと発表。こうした動きを反映して、

「今年の人」として、Time などの表紙を飾っているアンゲラ・メルケル首相だが、彼女の存在を際立たせた最大の問題、EUの難民受け入れはきわめて難しい局面を迎えている。EUの加盟国の多くが、難民受け入れを拒み、次々と国境審

アンゲラ・メルケル首相が雑誌 TIME の「今年の人」(Time’s Person of the Year)に選ばれた。きわめて妥当な選出だろう。女性としては、1986年以来とのことである。The Econo

はじめに 今年の春、安倍首相が夏に戦後 70 周年記念の談話を出すことが報じられ、大変気になったので、手当たり次第に、関連文献を読んでみた。 安倍談話に先立って、8 月 6 日には、その基になる「有識者懇談会」報告書が公

目   次 はじめに:‘新常態’のなか、中国次期5か年計画は生まれた 第 1 章 中国人民元の国際化戦略 1.SDR構成通貨入りを目指した人民元 2.人民元が国際通貨になると言うこと 第 2 章 習近平主席の訪英、そして

短かった夏の盛り 夏はどうしてこれほどはやく過ぎてしまったのか。できることなら時計の針を止めたい。ドイツのアンゲラ・メルケル首相の心中を推し量る。世界は激流に翻弄されている。主要国の首脳は傍目にも忙しくなっているようだ。

ドイツ連邦共和国のアンゲラ・メルケル首相は、今どんな思いでいるのだろうか。EUに押し寄せる難民の状況は、メディアに頼れば目前の光景のように映る。疲れ切って異国の道をただひたすら歩く人々の長い列。ほとんどの人たちは、さした