「我が国の歴史を振り返る」(77) 「大東亜戦争」の総括(その5)
▼はじめに(コロナ対応の状況判断) ここ1年半あまり、コロナ対策をめぐって、世界中どの国においても、それぞれの国の為政者達の判断力や指導力が問われる事態になっています。当然ながら、国の事情によってその対応は異なります。
「Captive」の仕組みを知ろう! ~自社設立の海外再保険子会社を活用したリスクマネジメントの構築~
■はじめに 気候変動による自然災害(集中豪雨による洪水、地震/津波、山火事等)の増大やコロナウイルスによるパンデミックによる賠償訴訟(興業中止、役員訴訟、雇用関係の訴訟)の増大を受けて、日本の保険業界のリスク引受能力が大
衰退日本を危惧する海外諸国に新成熟社会モデルを
今、海外のマクロ政策当局の間で、新型コロナウイルス感染の長期化リスク対応のため、経済の「日本化」現象を本格研究する動きがある、という。この「日本化」とは日本がバブル崩壊後、30年間の長期デフレから脱却できない上に、日銀の
「我が国の歴史を振り返る」(76) 「大東亜戦争」の総括(その4)
▼はじめに 前回、“軍が独立した政治意識”を持つようになった要因を取り上げましたが、畏れ多いこともあって「軍人勅諭」については触れませんでした。少し補足しておきましょう。 明治15年に賜った「軍人勅諭」を改めて読み返しま
ワクチン接種率で独走中、コロナを起爆剤としたUAE・イスラエル関係
【ワクチン接種先進国】 4月20日、UAE政府は対象人口の65%以上の人々にワクチンを接種したと発表した。UAEの100人当たりのワクチン接種数は、世界2位と報じられており、UAE国内では「イスラエルに次いで」という修飾
Joe Bidenのハネムーン「100日」と世界経済
目次 はじめに バイデン大統領のハネムーン「100日」 ——– P.2 第1章 バイデン政権のBig Gambleと世界経済 ——- P.3 1. 二
「我が国の歴史を振り返る」(75) 「大東亜戦争」の総括(その3)
▼はじめに さて、前回取り上げました青年将校らの行動に関連して、個人的な思い出があります。若かりし頃、自衛隊の「隊歌」を練習させられる機会がありました。その中に、「べきらの淵に波騒ぎ ふざんの雲は乱れ飛ぶ 混濁の世に我
MMT(現代貨幣理論)を前提とした特許制度の試案
現在の特許制度は、特許法第1条において「発明の保護及び利用を図ることにより、発明を奨励し、もつて産業の発達に寄与することを目的とする。」としています。 そして、発明の保護の方策として、特許権者に対して特許発明の実施をする