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牧野義司
衰退日本を危惧する海外諸国に新成熟社会モデルを
今、海外のマクロ政策当局の間で、新型コロナウイルス感染の長期化リスク対応のため、経済の「日本化」現象を本格研究する動きがある、という。この「日本化」とは日本がバブル崩壊後、30年間の長期デフレから脱却できない上に、日銀の
コロナ感染長期化の「新常態」にどう対応すべきか
世界中を不安に陥れた新型コロナウイルス感染は、今年に入ってついに10カ月に及ぶ。ここまで来ると、誰もが、この異常事態を「新常態」と受け止め、コロナ以前に戻ることはない、と思い始めた。そして、それに見合ったライフスタイル、
(第313号) 「コロナ」後の日本、遅きに失してもデジタル化を
新型コロナウイルス感染リスクが依然収まらず不安定な状況が続き、鬱屈(うっくつ)とした気分が続く中で最近、日本を思わず元気にする話が飛び込んできた。 理化学研究所の新型スーパーコンピューター「富岳」が計算速度で世界一の座を
ドローン活用してぜひインフラ総点検を
老朽化する橋りょうやトンネル、道路、森林などのインフラのうち、立地条件の難しさからチェックの手が及ばない、あるいは目に入りにくい部分で老朽度が大きく進み、結果として、崩壊あるいは災害リスクを生むというケースがある。 その
働き方改革は残業減らしでは効果なし
長時間労働しても給料がなかなか上がらない。日本の労働生産性はなぜか国際的に下位に低迷したまま。こうした日本社会の非効率な働き方が問われて久しい。政府もやっと重い腰をあげ、法整備して働き方改革に乗り出した。ところが、私がい
イノベーション都市深圳レポート3 日本の対抗軸はオープン&クローズ戦略だ
中国国内各地からビジネスチャンスを求めて、あるいは出稼ぎ労働で押し寄せる「移民」、そして海外留学からスタートアップで帰国する海亀組などによって人口が1190万人に膨れ上がった香港そばの巨大都市深圳。その人口の平均年齢は3
イノベーション都市深圳レポート2 独自エコシステムがユニコーン企業を創出
世界ハイテク・イノベーションセンターの名乗りをあげつつある香港そばの中国深圳。その現場レポート第2弾では、なぜ深圳で次々に企業イノベーションが起きるのか、それにリンクする中国企業の動きはどんなものなのか――などを取り上げ
イスラエルの強さはハイテク?M&Aでの外国への技術流出恐れず、新技術に挑戦
イスラエルの強さはハイテク?M&Aでの外国への技術流出恐れず、新技術に挑戦 国の周囲を敵対するアラブ諸国に囲まれているため、片時も気のゆるみが許されず、常に軍事的な緊張を続ける国、というのが、誰もが描く中東イスラ