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研究者・技術者
右脳インタビュー 森 英介
片岡: 今月の右脳インタビューは森英介さんです。森さんは長年にわたって原発推進の立場で取り組んでこられましたが、本日はそうした視点からお話をお伺いしたいと思います。 森: まず、私自身の背景からお話したいと思います。
人民「元」切り下げで炙り出される中国経済の構造問題 -そして米中大国関係と、踊り場の日本経済後
はじめに ニクソン・ショックを想起させた真夏の人民元ショック 第1章 人民「元」切り下げで炙り出される中国経済の構造問題 (1) ルイスの転換点 (2) 中国経済「新常態(New Real)」と国営企業 (3)Chin
終わりの始まり(2):EU難民問題の行方
果てしなく続く線路を着の身着のまま歩く人たち、誰かが動けば一瞬にして転覆しそうなボートに救命具もつけずに満載された人たち。まだ幼い子供の姿もある。 世界の人々の目がシリアや北アフリカからの移民の実態に目を奪われて いた時
先行き予測困難のリスク
中国景気の減速懸念と米国経済の底堅さという構図の中で、原油価格が揺れている。米原油指標であるWTI(ウェスト・テキサス・インターミディエート)は8月、中国人民元の切り下げを契機とした世界的な金融不安のなかで一時1バレル=
終わりの始まり(1):EU難民問題の行方
前回に紹介したマンガ(劇画)として描かれた17世紀の画家ジョルジュ・ド・ラ・トゥールの話は、フィクション(虚構)ではあるが、かなりの程度、確認された史実に即している。その一部分だけ種明かしをすると、物語は戦争、悪疫、天災
戦後70年、‘戦後レジームからの脱却’を問う
2015/8/24 目 次 はじめに:映画「日本のいちばん長い日」 ・安倍晋三首相の‘戦後70年談話’ ・そして、いま国会では 1. 日本の‘戦後レジーム’と‘それからの脱却’ (1)日本の戦後レジーム ・‘戦後’を検証
世界を徘徊する「歴史認識」という名の妖怪
「歴史認識」見直しの潮流 この数カ月、「歴史認識」という名の妖怪が世界を駆けめぐっている。これは、「従軍慰安婦」と名付けられた第2次世界大戦中の、帝国軍人相手の売春婦のうち、生き残った何人かに対し、彼女らが亡くなる前に
ギリシャ財政破綻危機の実相とEU通貨「ユーロ」の宿命 そして、地政学リスク
― 目次 ― はじめに 汝自身を知れ [資料] ギリシャへの金融支援を巡る交渉経過 1.ギリシャ財政破綻危機の実相とEU通貨「ユーロ」の宿命 (1)歴史的経過に見るギリシャ財政破綻のリアル (2)共通通貨「ユーロ」の宿