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産業関係者(医療を含む)
「我が国の歴史を振り返る」(62) 「日本国憲法」の制定経緯
▼はじめに 正直に申し上げれば、日本史そして世界史の中で「真実らしきこと」を探し出す難儀さと「真実らしい」と確信したことを要約して文章を造りあげる難儀さの両方を味わいながら毎回、悪戦苦闘しております。「歴史の専門家でもな
「我が国の歴史を振り返る」(61) 「WGIP」の目的と手段
▼はじめに はじめに、占領政策が出来上がった「構図」をもう少し整理しておきたいと思います。政治に疎く典型的な軍人であったマッカーサーは次々に送られてくるトルーマン政権の指示に(特に初期段階は)忠実に従います。前回も少し触
「我が国の歴史を振り返る」(60) 米国の「日本研究」とその影響
▼はじめに 記念すべき60回目の発信となりました。読者の皆様にはいつもお付き合いいただき心より感謝申し上げます。 現在、占領政策を取り上げておりますが、個人的には、マッカーサー率いるGHQによって我が国が国家の大改造を強
分断の世界、いま日本の出番? そして ‘More Internationalism’
目次 はじめに ‘コロナ禍の国連、機能せず ’ ———P. 2・「自由で開かれたインド太平洋」構想・菅首相、初の外遊・Internationalismの勧め 第1章 QUAD
「我が国の歴史を振り返る」(59) 終戦とマッカーサー来日
▼はじめに(我が国に“勝ち目”はなかったのか) 「大東亜戦争」の歴史的意義などについては、占領政策を振り返ったのちに総括しようと考えています。一体全体、この戦争は無謀な戦争だったのでしょうか、つまり日本側に“勝ち目”は
「我が国の歴史を振り返る」(58)
▼はじめに 今回は、「ポツダム宣言」と「原子爆弾」が主要テーマです。「ポツダム宣言」が発表されたポツダム市は、ベルリン市の西南方向25キロほどの郊外にあります。会談が行われた場所は、ツェツィーリエンホーフ宮殿といわれ、あ
「我が国の歴史を振り返る」(57) 「日米戦争」攻勢から防勢、そして終焉へ
▼はじめに 今回、本文で取り上げます東條英機は、「日米戦争」を決意して以来、3年9カ月間の首相として、19年2月から5カ月間は陸軍大臣と参謀総長を兼務して国家の舵取りと戦争を指導しました。 よって、その戦争責任を追及する
「新型コロナウイルス感染症に学ぶ ~欧米とのリスク対応の違いを見据えた戦略的対応の必要性」
■はじめに この度の新型コロナウイルス感染症による世界的パンデミックは未曾有の経験であり、まだ始まったばかりで終息にはどれどけの年月がかかるか予想もできないと言われています。この段階で企業にとって最適な対処法を述べるには