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安全保障・危機管理

フランス紙襲撃テロ事件 2015年1月7日、フランスの風刺週刊誌を発行している「シャルリー・エブド」本社に覆面をした複数の武装した犯人が押し入り職員を襲撃、警官二人、編集長、風刺漫画の担当記者ら合わせて、一二人が死亡した

○ イスラム国をめぐる戦いは宗教戦争 内戦が続くシリアのアレッポで、2名の日本人がイスラム国により拘束された。後に身代金およびイスラム国に関係のある女死刑囚の釈放を要求する犯行声明が出された。その後紆余曲折を経て、2名と

目   次 はじめに:‘新常態’のなか、中国次期5か年計画は生まれた 第 1 章 中国人民元の国際化戦略 1.SDR構成通貨入りを目指した人民元 2.人民元が国際通貨になると言うこと 第 2 章 習近平主席の訪英、そして

今回の惨劇は、シリア、イラクなど実質的な国家喪失、度し難い貧困・雇用問題、ヨーロッパ東西の確執の歴史、宗教対立の帰結である。 イスラム国という謂わばガン細胞に対し、米露仏などが空爆で報復を行っているが、これらの行動は抗が

11月13日午後9時過ぎ、パリにて多発テロが発生した。今やテロは世界各地において起こり得る情勢となっており、テロへの備えが急務である。本稿は、対テロ戦争勝利の条件として箇条書きにまとめてみたものである。 ○ パリ多発テロ

11月13日、フランスでイスラム国(IS)によるとみられる、死者132人以上を出す大規模なテロが発生した。その背景にはどのような世界的潮流があり、今後世界はどのような方向に向かうのであろうか。 1 覇権交替期に入った世界

たいへんな不幸であり、ISISのテロルは許されるものではない。 一方、「第二次イラク戦争」はアメリカ、イギリスなどが間違った情報により始めた戦争であり、本来ブッシュなどは戦争犯罪人として裁かれるべきだと考える。 イラク(

ドイツ連邦共和国のアンゲラ・メルケル首相は、今どんな思いでいるのだろうか。EUに押し寄せる難民の状況は、メディアに頼れば目前の光景のように映る。疲れ切って異国の道をただひたすら歩く人々の長い列。ほとんどの人たちは、さした