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法・政治・行政・外交
右脳インタビュー 平野英治 メットライフ生命副会長・元日銀理事(国際関係担当)
片岡: 今月のインタビューは平野英治さんです。本日は、地政学など、非金融経済的な要素の影響を中心にお話をお伺いしたいと思います。宜しくお願い致します。 平野: ビジネスを取り巻く環境を見る場合、以前は経済外部の要
中国官僚の評価方法
中国ビジネス関係者の間で最近の話題は「動かぬ官僚」「不透明な経済」「口うるさい長老達」だ。中国は共産党が支配する巨大な官僚国家だ。誰にでも納得できる幹部評価、国の人事考課システムを作ろうと長い間検討されてきたものであろう
2016年、米国の選択、そして日本の可能性
はじめに:不動産王トランプ氏を大統領に選択した米国 11月8日、アメリカは自ら「保護貿易主義者」と自認してやまない人物、トランプ氏を次期第45代大統領に選択しました。その瞬間、astonishing vic
駆け付け警護等の新任務に対応し得る国家態勢の構築を急げ!
初めに 新平和安全法制の成立に伴う新任務の付与が、参議院選挙に悪影響を及ぼす可能性があるとの政治的な理由により先延ばしにされていたが、「駆け付け警護」等に係る任務の付与が閣議決定され、11月18日防衛大臣が命令を発した。
高まる ‘反・新自由主義’の潮流と、日本経済の可能性
はじめに:脅威にさらされるグローバル資本主義 雑誌「三田評論」10月号で、この夏、87歳で亡くなったアルビン・トフラーを悼む慶大名誉教授、佐野陽子氏の寄稿エッセイを読みました。A.トフラーと佐野陽子氏との接点は、19
フィンテックと中国
2013年頃から米国を中心にITを駆使した特殊な金融サービスを提供する新興企業が次々と誕生。我が国では当初はFinanceとTechnologyの合体などと観念的に捕らえられていたが2015年には新聞、雑誌、書籍などでブ
群馬大学病院事件を防ぐ;新規診療許可制度私案 ~標準から逸脱した医療の早期発見のために~
群馬大学病院事件の第三者調査委員会は、結論部分で、以下の課題を提示した。 「日常診療の中に標準から逸脱した医療が登場した場合、それを早期に発見し、より安全な医療へと是正する自浄的な取り組みをするにはどうすればよいか」 筆