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研究者・技術者
2014年、地政学的感性でみる米中、そして日本のいま
はじめに: 謹賀新年。新しい年、2014年がスタートしました。云うまでもなく、2013年を引き継ぐ年ですが、その2013年の世界情勢は激変した年だったと言えます。周知の通り、これまで世界経済の覇権国としてあった米国の‘
医療改革を成長戦略の柱に(下) ~ 「株式会社参入規制」の全廃を<日本の現状と問題点>
日本の現状と問題点 三井物産は2011年4月、マレーシアの国営投資会社カザナ・ナショナルの傘下の企業で大手病院などを経営している持ち株会社IHHヘルスケアの株式30%を取得すると発表した。取得価格は33億リンギット(92
医療改革を成長戦略の柱に (上) ~「株式会社参入規制」の全廃を<ドイツ・南ア・米国の現状>
ドイツ、南ア、米国の現状 アベノミクスの「第三の矢」である成長戦略において、医療分野を「柱」にする意気込みは感じられない。また、「国家戦略特区」構想などには、政府の意思で経済を先導すべしという姿勢がにじみ出ている。 しか
風船はいつまでもつか:EU移民議論
黒海よりの黄緑部分がルーマニア(上)、ブルガリア 薄青部分はEU未加盟のスイス、ノルウエー 日本にはなぜかない議論 今回は、外国からの旅行者は歓迎しても、外国人労働者、とりわけ低熟練労働者は受け入れませんと
アメリカ市民になれる日は?:座礁した移民改革
我にゆだねよ 汝の疲れたる 貧しい人々を 自由の空気を吸わんものと 身をすり寄せ 汝の岸辺に押し寄せる うちひしがれた群衆を かかる家なく 嵐に弄ばれた人びとを 我がもとへ送りとどけよ 我は 黄金の扉のかたわらに 灯火を
EU離脱の日は近いか:移民に決断迫られるイギリス
By Giandrea/Ssolbergj at en.wikipedia. Wikimedia Commons 世界を見る目を養う 今年も残りわずかとなった。年を追う毎に、暦(カレンダー)の区切りが、単に
右脳インタビュー 石垣浩晶
片岡: 今月の右脳インタビューはNERA エコノミックコンサルティング(注1)東京事務所代表の石垣 浩晶さんです。それではNERAのビジネスについてお伺いしながらインタビューを始めたいと思います。 石垣: NERAの
鯖の生き腐れ?:アメリカ移民法改革の行方
このブログ、トピックスが17世紀になったり、現代に戻ったり、大方の読者の方には、思考が錯綜してなんのことかお分かりにならないだろう。ブログをトピックスで分ければと思われるかもしれないが、管理人としては、この