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金融関係者
【近未来を見据えた投資とコンプライアンスとの関係】
近未来を見据えた投資術というと、「このテクノロジーが将来の世界を席巻するだろう」といった視点が中心になりがちだ。しかし「ハイテク日本」をリードしてきたオリンパスや東芝の失敗例を見ればわかるように、そもそもコンプライアンス
「高値掴み」をしない投資術
金融緩和の世界では、資産は大きく二種類に分けてみる必要がある。ひとつは、中央銀行が直接買い付けの対象にすることができ、また買付金額にほぼ限界がない国債、株式、REITなど。もう一つは、中央銀行が介入することが難しく、実需
戦後直後の混乱期における金融危機対策と財政再建
昨年9月30日に開催された財政制度等審議会財政制度分科会で『戦後直後の混乱期における金融危機対策と財政再建』と題する資料が配られました。 このことが一部マスコミでややセンセーショナルに報じられています(たとえば『こちら』
コーポレートガバナンス・コードの再構成 ~より現実的な対応に向けて~
2月25日に書いたブログで、コーポレートガバナンス・コード(以下、「CGコード」といいます)あるいはCGコードを巡る議論は「網羅的だが羅列的」と感じると書きました。それでは、このCGコードをどのように再構成すればより理解
外国人の日本株売買動向をグラフ化すると
年ごとの売買高は: 政府が衆参の議院運営委員会理事会に黒田東彦氏を次期日銀総裁候補とする人事案を正式に提示したのが2013年2月28日。 バズーカを予想した外国人が2013年に一気に買いを入れたのが、上のグラフから見て取
網羅的だが羅列的 ~コーポレートガバナンス・コードを巡る議論~
コーポレートガバナンス・コード(CGコード)自体がOECDの「コーポレートガバナンス原則」に沿った形で構成されているため、CGコードを巡る議論は、筆者には全体的に「網羅的だが羅列的」と感じられます。実際に会社がCGコード