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世界は、二つのリスクを抱えて、‘2021年’を迎えた

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目次

はじめに  コロナ危機、民主主義の危機       ——-  P.2
1.終息見えぬコロナ危機
(1)コロナ対策と経済再生への ‘構’(かまえ)
(2)コロナが放つ‘警告’と‘示唆’
2.民主主義の危機 ―米連邦議会議事堂乱入事件

第1章  バイデン政権誕生と米国の行方           ——– P.4
1.バイデン氏、第46代米大統領就任
(1)大統領就任演説 
  ・就任演説 と バイデノミクスの可能性
  ・バイデン・コロナ対策
(2)バイデン氏の往く道は難路
  ・2021年十大リスク
2.バイデン政権下の米国と国際秩序
(1)欧州の対米関係と、対中関係の行方
  ・欧州と中国の関係
(2)日米関係と日本の役割

第2章 American Democracy の ‘暗黒の日’        —— P.8
1.アメリカン民主主義は何処へゆく ― Quo vadis ?
   ・Quo vadis? 、その現状に思うこと
2.年の始めの  ‘トランプ物語 ’
   ・Trump’s legacy

おわりに  これから起きる変化          ———- P.11

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はじめに  コロナ危機、民主主義の危機世界が迎えた新年、2021年は、二つの‘困難’を抱えてのスタートでした。一つは云うまでなく終息の見えぬ「コロナ危機」。その状況は ‘The tunnel gets darker`(The Economist,Jan.2nd )との様相です。もう一つはトランプ前米大統領が「米国第一」の主張の下、米社会の分断と、国際秩序の混沌を招いたトランプの「負のレガシー」ですが、とりわけ1月6日、ワシントンDCで起きたトランプ支持者による米議会議事堂への乱入事件は、現役大統領の彼が扇動うる事件であっただけに、すわ~「民主主義の危機」と世界は騒然となる処でした。そんな中、1月20日米国ではバイデン新大統領が誕生。さて、新政権の行方如何とする処です…

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