Posts In Category
法・政治・行政・外交
『地域包括ケアの課題と未来』編集雑感 (11): 急性期病院からの退院と自治体病院建設
急性期病院が退院を急がせる理由 亀田総合病院の藤田浩二医師に、急性期病院からの退院について書いてもらった。急性期医療とは、藤田医師が述べたように、病気の発症から、進行を止める、あるいは、回復が見込める目途を付けるまでの医
中国の「真珠の首飾り」戦略(その2)――主な「真珠(海軍拠点)」の紹介
前回、中国の「真珠の首飾り」戦略について説明したが、今回は、この戦略に基づき展開している主な真珠の「珠」――海軍拠点――について簡単に説明する。 ☆ グワダル港(パキスタン) 中東からアジアへ向かう船舶の多くは、ホルムズ
中国の「真珠の首飾り」戦略(その1)
マラッカ・ジレンマ 「石油の一滴は血の一滴」と言われるほど日本の石油自給量は僅かで、1941年8月の石油の対日全面禁輸が日米開戦に踏み切る一つの要因になったと思われる。 今日、中国にとっても石油は貴重だ。2011年の
『地域包括ケアの課題と未来』編集雑感 (10): 情報ネットワークシステムについて
亀田総合病院は日本で最初に電子カルテを導入した。亀田信介氏はその院長である。『地域包括ケアの課題と未来』で、以下のような主張を展開した。電子カルテやアプリケーションを共有すると、地域での医療に関する情報のやり取りが容易に
北朝鮮の4回目の核実験を受けての緊急提言
1 初めに 北朝鮮の水爆実験と称する第4回目の核実験の衝撃が世界を駆け巡っている。安保理も新たな決議採択の検討を開始し、日本も独自制裁を考慮中だ。国連憲章7章41条の非軍事的措置の限界が明らかになる中で、新
時価総額更新を機に日本株投資戦略を再考しよう
東証第一部の時価総額(終値ベース)は昨年(2015年)5月22日に591.3兆円となり、これまでの最高値であったバブル経済ピーク時・1989年12月29日の590.9兆円を約25年ぶりに更新した。 その後、株価は低迷した