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法・政治・行政・外交
「我が国の歴史を振り返る」(64) 「東京裁判」の性格
▼はじめに 前回の日本改造に続き、「東京裁判」についても振り返っておきましょう(この正式名称は「極東国際軍事裁判所」ですが、本シリーズでは、通例に従い「東京裁判」と呼称しています)。裁判は、かつての陸軍士官学校、戦時中
「我が国の歴史を振り返る」(63) 「日本国憲法」の寿命
▼はじめに 近頃、一昔前まで「55年体制」と称して自民党と政界を2分した日本社会党(現在、社会民主党)が福島瑞穂党首一人になったことがニュースになりました。 このようなニュースに接すると、かつては土井たか子、村山富市、そ
Joe Biden President-electと国際関係の今後
目次 はじめに 米次期大統領にジョー・バイデン氏 ——–P.2・米国はトランプ氏でなくバイデン氏を選択した・民主主義の基本とトランプ氏の行動様式・米国の分断を実証した両者の得
「我が国の歴史を振り返る」(62) 「日本国憲法」の制定経緯
▼はじめに 正直に申し上げれば、日本史そして世界史の中で「真実らしきこと」を探し出す難儀さと「真実らしい」と確信したことを要約して文章を造りあげる難儀さの両方を味わいながら毎回、悪戦苦闘しております。「歴史の専門家でもな
「我が国の歴史を振り返る」(61) 「WGIP」の目的と手段
▼はじめに はじめに、占領政策が出来上がった「構図」をもう少し整理しておきたいと思います。政治に疎く典型的な軍人であったマッカーサーは次々に送られてくるトルーマン政権の指示に(特に初期段階は)忠実に従います。前回も少し触
「我が国の歴史を振り返る」(60) 米国の「日本研究」とその影響
▼はじめに 記念すべき60回目の発信となりました。読者の皆様にはいつもお付き合いいただき心より感謝申し上げます。 現在、占領政策を取り上げておりますが、個人的には、マッカーサー率いるGHQによって我が国が国家の大改造を強
分断の世界、いま日本の出番? そして ‘More Internationalism’
目次 はじめに ‘コロナ禍の国連、機能せず ’ ———P. 2・「自由で開かれたインド太平洋」構想・菅首相、初の外遊・Internationalismの勧め 第1章 QUAD
「我が国の歴史を振り返る」(59) 終戦とマッカーサー来日
▼はじめに(我が国に“勝ち目”はなかったのか) 「大東亜戦争」の歴史的意義などについては、占領政策を振り返ったのちに総括しようと考えています。一体全体、この戦争は無謀な戦争だったのでしょうか、つまり日本側に“勝ち目”は