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Joe Biden President-electと国際関係の今後

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目次

はじめに 米次期大統領にジョー・バイデン氏      ——–P.2
・米国はトランプ氏でなくバイデン氏を選択した
・民主主義の基本とトランプ氏の行動様式
・米国の分断を実証した両者の得票数
・米国にある二つの顔 / ・トランプ氏の敗因

第1章 アメリカを破壊したトランプ氏の夢        ——— P.6
1.トランプ経済体制の非合理な現実
(1)アメリカを貶めたトランプ氏が追う夢
(2)スティグリッツ氏の提言
2.今求められる新たな資本主義へのシフト
・アメリカ資本主義の病理 /・包括的政策の導入

第2章 バイデン政権と国際関係の可能性          ——- P.8
1.バイデン協調外交
(1)米欧関係 / (2)日米関係
・アジア太平洋地域と中国の存在感
2.バイデン対中政策の視点 ―習政権の行動様式の如何
(1)中国経済の現状と長期展望
(2)安定化増す習政権の現状
・中全会(中央委員会全体会議)

おわりに  岐路 に立つ民主主義                ——- P.11

はじめに 次期米大統領にジョー・バイデン氏 

・米国はトランプ氏でなくバイデン氏を選択した 11月3日の米大統領選の結果は、11月13日、全50州の集計結果、選挙人の獲得数はバイデン氏306、トランプ氏232で、バイデン氏の勝利が、漸く確定しました。選挙日より10日を経ての結果でした。その間のトランプ氏が仕掛けた、投票の不正問題をめぐるゴタゴタ騒ぎは周知の処ですが、11月7日、バイデン氏は、複数のメデイアが伝えるバイデン勝利の報を受け、その夕刻、彼は「分断ではなく、団結させる大統領になる」と勝利演説を行い、分断の修復に取り組むと約するのでした。そのスピーチは、「結束(Unity)」,「多様性(Diversity)」、「可能性(Possibility)」,「品格(Decency)」の4つの理念を以って語られるものでしたが、その瞬間、米国本来の大統領が戻ってきたかと、感じ入ったものでした…

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