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経済・金融・ビジネス
いま 欧州は リスクが いっぱい
― 目次 ― はじめに ‘欧州の政治’がトップ・リスク 1.欧州を駆ける危険な亀裂 (1) ドラギ欧州中銀(ECB)総裁 対メルケル・ドイツ首相 (2) Grexit ― ギリシャのEU離脱は回避されたが 2.欧州に迫る
NISA開始から一年を迎え提言 ~恒久税制化と限度引き上げは必須
昨年1月に鳴物入りで発足したNISA(譲渡益と配当にかかる20%の源泉課税を免除する小額投資非課税制度)を利用すべく新規に証券会社や銀行にNISA口座を開設した人数は昨年1年間で482万人に達したが、実際に証券投資を
「コーポレートガバナンス・コード案」に対するパブリックコメントを提出しました
コーポレートガバナンス・コードという海図を使い、どのように舵を取って行くかが企業経営の課題となる。そのキーワードは「自己規律」と「説明義務」である。 実践コーポレートガバナンス研究会理事会名で「コーポレート
監査等委員会設置会社への移行表明企業、アンリツ ~監査等委員会設置会社は運用の監視が重要~
アンリツ株式会社が今年6月の定時株主総会で決議されることを条件として監査等委員会設置会社へ移行する方針を決議しました。アンリツにはその心配はないと思いますが、しっかりした内部監査部門を持たず常勤の監査等委員を置かなくも会
アメリカの裏庭に手を伸ばす中国
昨年末から年始にかけて中南米から中国マネーを巡る生臭いNewsが飛び込んできた。年末にはニカラグアでの運河開発に香港の中国企業が50~100年に及ぶ独占的運営権を得たというもの。一方年初1月に北京で33ヶ国のラテンアメリ
2015年 世界経済と日本の進路
― 目次 ― はじめに:2015年の年頭で思う ・3つのステージで見る戦後世界 ・世界経済の転換を示唆する2015年 1. 新たなステージへシフトする世界経済 (1 )原油価格の下落と、ひとり勝ちの米国経済 (2 )人口
世界で定着するシャドーバンキング ~ 預金銀行を凌ぐ成長性に注目~
通常の預金銀行システムの外で行われる金融活動を総括する用語として「シャドーバンキング(影の銀行、非銀行)」が定着してきた。 リーマン・ショック後、金融システムの再構築を目指して、国際的な金融規制に関する基準の調整等を行う
「投資」を考える⑨ アベノミクスの回顧と 15 年の展望 「トリクルダウン理論」は極め付きの間違い
筆者は米国籍であり、日本の選挙には参加できない。従って、一傍観者にすぎないが、今回の選挙の 様子を観 み ていて、かつてドイツで「ワイマール憲法」がいつのまにか停止され、一挙にナチスが台頭し たときは、こんなものではなか