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最近中国企業(殆どが国営だが民営といっても地方政府などが絡み準国営乃至は公営)による海外事業の買収が続いている。買収の目的は先端技術を自前で育成するには無理があるのでブランドと技術を買収によって獲得しようとするものが多い

目  次  はじめに:世界のトレンドと、ポピュリズム 1.世界経済のトレンドの変化を炙り出すG20 (1)G20の生い立ちが映す世界経済の生業と,その変化 (2)世界経済復活へのカギ 2.米大統領予備選が映す政治構造の変

 総理官邸屋上に「ドローン」落下 4月22日、総理官邸屋上に小型の無人機「ドローン」が落下しているのが見つかった。 これに先立つ1月には、ホワイトハウスの敷地内でも墜落したドローンが見つかっている。日本ではこれまで、ロ

Source:Greenwich Mean Time もはや待ったなしの段階になったEUの難民問題について、3月17~18日の両日、ブラッセルでEU加盟国とトルコの首脳間で、危機的状況の打開策について協議がなされた。今や

Source: BBC photo 非力なEUに翻弄される難民・移民 ヨーロッパ大陸を東から西へ、ひたすら歩み続ける人々。大人も子供もほとんどリュクサック程度しか持っていない。誰もが絶望にうちひしがれ、疲れ切った顔だ。延

 中国大陸にくっ付いた“盲腸”の様な朝鮮半島 朝鮮半島は、ウサギの形に似ているといわれ、ウサギの形をした朝鮮半島は巨大な“雄鶏の形”をした中国大陸に“盲腸”のようにくっ付いている状態だ。因みに、2011年4月、中国のイ

バルカン・ルート(西側) Source: BBC 報道が追いつけない事態の変化 TVなどのドキュメンタリー番組、中には先見性の高い優れた作品もあるが、大方は事件の発生など、現実が変化した後を追う番組である。そのひとつの例

ヴィシェグラード・グループ諸国 (Source:Wikipedia photo) イギリスのEU離脱問題(Brexit: Britain Exitk からの造語)が主要議題となった2月17日からのEU首脳会議は、なんとか

  日銀のゼロ金利政策というサプライズが今のところ思わぬ円高基調への変換と株安をもたらすという状況を生み出し、アベノミクスにも先行き不透明感が出てきて、好調を予想されていた3月決算に暗雲が立ち込み始めた。急速な

空運業の発達によって到着地から更に国内流通へと手を広げているのが各国の大手航空会社だ。これに世界の大手海運会社とか倉庫業者、更にはイオンなどの流通業、NEC/三菱電機など電機メーカーに従来からの各国の物流業者も加わって大

(2016/2/24) 目 次 はじめに: The two moons ― 二つの‘月’ 1.中国経済の減速、そして新興国経済の変調 (1)中国経済減速のリアル ・中国経済が抱える構造問題の所在 ・進まぬ国営企業の構造改

これまで二回にわたり、情報分析における地政学の重要性を指摘したが、今回は地政学について説明したい。  地政学でニュースの“深読み”ができる 「これから朝鮮半島情勢はどのように展開するだろうか?」、「日本と韓国の関係は益

 王様は“占い師”がお好き 人生、オギャーと誕生した瞬間から様々な脅威・リスクと向き合うことになる。人生は不確実性に満ち、不安で一杯だ。これは人間個人についてもいえるが、家族、会社、社会、更には国家においても同じだ。歴

これまで、マハンの海洋戦略とそれを応用・実践する中国海軍について書いてきた。今回からは、「朝鮮半島の地政学」を提示し、それをもとに現在の情勢を読み解くこととしたい。 陸上自衛隊の戦術――幹部学校指揮幕僚課程での戦術教育

 米中はアジア・太平洋地域で激突――日本の国難 前々回と前回、米国と中国のアジア・太平洋戦略について述べた。中国は軍事・経済の両分野で急激に台頭し、その「パワー」を背景に南シナ海・東シナ海における挑発行為をエスカレート

 インタビューの概要 「中国の香港明報という新聞から福山さんにインタビュー・録画したいとの電話がありました。応じますか」と、潮書房光人社の担当部長から昨年の7月半ばに電話があった。 その電話によれば、先方は、5月に上梓

前回「習近平の野望」と題し、中国のアメリカに対する挑戦の目的・目標について書いた。中国は、アメリカに対し「新しい大国関係」を認めさせ、世界の富が集中するアジアからアメリカを追い出し、西太平洋を含むアジアを中国の影響下に置

EU基盤に亀裂進む EUの国境管理システム、シェンゲン協定は、ヒトの域内における自由移動を保証するという画期的な協定であり、長らくEUを支える強い基盤となってきた。しかし、このたびの難民問題の深刻化に伴い、いまやその基盤

これまで、アメリカの戦略家マハン提督のシーパワーに着目した海軍戦略について説明し、引き続き、実は中国がマハンの海軍戦略の忠実な門徒として海軍を設計・拡張していることを説明してきた。しからば、習近平・中国共産党指導部は、こ

突然の逆風:アンゲラ・メルケル首相は耐えうるか 新年を迎えたばかりの1月22日、エーゲ海でまた難民・移民を乗せたボート3隻が転覆、子供を含む45人が溺死した(追記:1月30日にも、子供5人を含む30人の難民がボート転覆で

元々中国には物流(logistics)という概念はなかった。そこで日本語の物流(ウーリュウ)をそのまま使うこととなった。日本でも物流業は「右から左にものを流す存在」くらいにしか認識されていなかったがここ数十年の物流業界の

はじめに:アベ政治の3年に思うこと 安倍晋三政権は昨年12月26日で4年目に入りました。そして、今年、2016年1月4日でアベノミクスも4年目に入ったのです。 処で、昨年1年間の安倍政治の来し方を顧みるとき、問題の一つと

  砲艦外交から軍事外交の時代へ マハンは「海洋国家の繁栄は、商品の生産、海運、植民地の連環する3要素によってもたらされ、『海軍力は商業の保護』のために存在する」と主張した。これら3要素のうち、商品のマーケット

前回、中国の「真珠の首飾り」戦略について説明したが、今回は、この戦略に基づき展開している主な真珠の「珠」――海軍拠点――について簡単に説明する。 ☆ グワダル港(パキスタン) 中東からアジアへ向かう船舶の多くは、ホルムズ