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目  次 はじめに ‘未知の領域’に踏み込むアベノミクス 第1章  アベノミクス・ステージ2の論理 (1)GDP 600兆円 経済への道 (2)国家資本主義を想起させる「官民対話」 第2章  少子高齢化への戦略対応‘2つ

前号に引き続き、中国海軍の近代化の現状について説明したい。なお、前号では中国海軍は、①戦闘艦の戦闘能力のマルチ化の促進、②遠距離洋上の情報能力の強化、③潜水艦戦力の強化、④哨戒艇戦力の強化、⑤機雷・魚雷戦力の強化、に注力

「今年の人」として、Time などの表紙を飾っているアンゲラ・メルケル首相だが、彼女の存在を際立たせた最大の問題、EUの難民受け入れはきわめて難しい局面を迎えている。EUの加盟国の多くが、難民受け入れを拒み、次々と国境審

以下、中国海軍近代化の方針について述べ、中国海軍の近代化の原状について、二回に分けて説明したい。  海軍近代化の方針 人民解放軍は、米軍を仮想敵として捉え、「『情報化』という条件下における局地戦」、すなわち、「高強度(

アンゲラ・メルケル首相が雑誌 TIME の「今年の人」(Time’s Person of the Year)に選ばれた。きわめて妥当な選出だろう。女性としては、1986年以来とのことである。The Econo

 世界を滅亡させうる12の大惨事 産経新聞が「核による大量虐殺か、小惑星の衝突か…世界を滅亡させうる12の大惨事」と題するショッキングな記事(2015年3月1日)を報じた。これは、人類を脅かす危険について問題意識を喚起

本稿では、中国海軍の近代化を促進する諸要因について考えてみたい。 中華思想 中国のイデオロギーは共産主義だけではない。もう一つのイデオロギーは中華思想である。中華思想とは、中国が宇宙の中心であり、その文化・思想が神聖なも

 「中国海軍の父」劉華清(りゅう かせい)の登場 前号で述べたように、鄧小平による改革解放政策の採用(1978年)により、国防上の最重要地域が、従来の内陸部(三線)から貿易に便利な沿岸部(一線)に設置された経済特区に変