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小松秀樹
寄附講座中毒 浜通りの医療の置かれた状況1/3
寄附講座 寄附講座とは、本来、民間企業や行政組織などから大学や研究機関に寄付された資金で講座を設置し、研究活動を行うことであるが、医学部の寄附講座の主目的は研究ではなく、医師確保である。資金を出して寄附講座を設置し、そこ
寄附講座中毒 浜通りの医療の置かれた状況3/3
IV 東北大学、福島県立医大は復興予算に群がった 火事場泥棒に等しい 東北メディカル・メガバンク構想の倫理的欠陥 (MRIC by 医療ガバナンス学会. メールマガジン;Vol.268, 2011年9月13日) 東北大
メディカル・スクール創設の提案
学校法人鉄蕉館と医療法人鉄蕉会は、2014年8月2日、国家戦略特区における新たな措置に係る提案として、4年制あるいは6年制大学卒業生を対象とした4年制の医学履修課程の専門職大学院(メディカル・スクール)を鴨川市に創設する
被用者保険における消費税問題
●租税法律主義 租税とは「国家や地方公共団体がその経費をまかなうために、法律に基づき国民から強制的にとりたてる金銭」(学研国語辞典)とされる。 歴史的に、租税は大きな争いの原因となってきた。封建領主や専制君主は戦費調達や
知的障害者施設の鴨川への受入れと今後の課題
3月28日、朝日新聞に掲載された避難中の知的障害者を、4月5、7、11日の3日間で、「鴨川青年の家」に無事迎え入れることができました。 現時点(4月13日)で、利用者270名(内4名は鴨川で入院中)、職員93名です。職員
寄附講座中毒 浜通りの医療の置かれた状況2/3
III 震災後の浜通りの医療 福島県立医大は南相馬から医師を一斉に引き上げたのか 南相馬市では、原発事故後、医師、看護師など医療従事者の半数が離職した。あるメーリングリストで、福島県立医大が医師を引き揚げたと伝わってきた
「消費税増収分を活用した新たな基金」の問題3:横倉基金と朝三暮四
●医療における控除対象外消費税問題 税は公正かつ公平でなければならない。特に、消費税のような一般性の高いものでは、公正・公平性が強く求められる。ところが、消費税を最終消費者に転嫁で きない業種で、既に支払った消費税の扱い