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終わりの始まり:EU難民問題の行方(22)
2016年5月28日 洞爺湖(2008年サミット開催地)の夕日 伊勢志摩は暁につながるか 道険し、戦争・難民絶滅への道 G7サミットが始まり、あっと言う間に終わる。いったいどんな成果があったと評価しうるのか。会場となる伊
アジアの時代というが市場をめぐって中国勢との闘いが続く
ここ数年中国に次いでアジアがブームとなっている。China plus oneから更にアジア各国に手を伸ばそうとの動きだ。元々数年置きにアジアブームが発生していたが中国同様にいろいろな問題があり一筋縄では行かない。アジアに
BREXIT(英国のEU離脱)と、世界経済の地殻変動
(2016/5/23) 目 次 はじめに:脱 ‘失われた過去への郷愁’ を ・・・P.2 1.BREXIT - その背景と、‘こと’の本質 ・・・P.3 (1)Brexitの背景―英国民
自主管理運営の八戸岸壁朝市が面白い、民間創意での地域起こしは先進モデル!
逆境を跳ね返して、アイディアをめぐらし、人や組織を見事に動かしている地方などの現場を見ると、総じて勢いがあるので、生き生きしていることが多い。思わず「素晴らしい」「すごい」と叫びたくなる。今回、「時代刺激人
FinTechの最新動向と邦銀の課題
“FinTech(フィンテック)”とは、金融(Finance)と情報技術(Information Technology)を活用した革新的な金融サービスを指している。また、こうした事業を展開しているスタートア
「見えない国境」:移民政策の成否を定めるもの
断捨離の作業?をしていると、懐かしいもにに出会う。 今は廃刊となって久しいLIFE(September 1990)の表紙である。 HOW WE CAME TO AMERICA と題されたエリス島入国管理事務所改装の記念号
EU難民問題の行方(21)
一時はヨーロッパ中が移民、難民で溢れかえるのではないかとまで危惧された難民・移民問題だが、3月20日EUとトルコとの間で慌ただしく取り決められた協定によって、表面的には落ち着いたかにみえる。関係国はそれぞれ対応に苦慮し、
地下鉄サリン事件を振り返って
光陰矢のごとし――霞の向うに遠ざかる記憶 今年、地下鉄サリン事件から20周年を迎える。あの事件で、一切の状況不明な混乱の中から始まった除染作戦、未知・未経験の領域で指揮を取る上での不安、隊員の命を預かる重責、怒涛の勢いで