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オピニオン
「コーポレートガバナンス・コード案」に対するパブリックコメントを提出しました
コーポレートガバナンス・コードという海図を使い、どのように舵を取って行くかが企業経営の課題となる。そのキーワードは「自己規律」と「説明義務」である。 実践コーポレートガバナンス研究会理事会名で「コーポレート
監査等委員会設置会社への移行表明企業、アンリツ ~監査等委員会設置会社は運用の監視が重要~
アンリツ株式会社が今年6月の定時株主総会で決議されることを条件として監査等委員会設置会社へ移行する方針を決議しました。アンリツにはその心配はないと思いますが、しっかりした内部監査部門を持たず常勤の監査等委員を置かなくも会
世界で定着するシャドーバンキング ~ 預金銀行を凌ぐ成長性に注目~
通常の預金銀行システムの外で行われる金融活動を総括する用語として「シャドーバンキング(影の銀行、非銀行)」が定着してきた。 リーマン・ショック後、金融システムの再構築を目指して、国際的な金融規制に関する基準の調整等を行う
機関設計の選択議論に虚しさを覚える ~資生堂のコーポレートガバナンスの実践に学ぶ~
監査役会設置会社である資生堂のコーポレートガバナンスの実践を見ていると監査役会設置会社、指名委委員会設置会社、監査等委員会設置会社などの機関設計について議論することがどれほどのことかと思えてきます。資生堂はコーポレートガ
寄付講座と連携講座 自他の区別の欠如と前近代性(2)
◆「権力の偏重」と自他の区別 明治の初めに福沢諭吉は、日本に広く観察される「権力の偏重」に対し、苦言を呈した。(「文明論之概略」岩波文庫) 「地方の下役等が村の名主共を呼出して事を談ずるときは、其の傲慢、厭う可きが如くな
国政報告2015年2月
テロ事件後の課題 テロ事件後の課題 今回のいわゆる「イスラム国」の人質事件については、憤り を感じます。同時に、舵取りを少し間違ったら、ややこしい世 界に突入してしまう、という危機感も感じます。 外国やテロ集団から危害を
黒田バズーカ第二弾は吉か凶か~帰結は金利7%への上昇か
10月31日、日銀は長期国債の買入額目標を従来の年間50兆円から80兆円へ引上げることを中心とした量的・質的金融緩和の拡大を発表した。デフレ脱却に向けた日銀の揺るぎない決意を改めて表明するものと受け止められ
とにかく説明(エクスプレイン)をしよう ~コーポレートガバナンス・コード有識者会議の議論について~
説明することを避ける傾向が日本の企業に強くあるということを考えると、今回のコーポレートガバナンス・コードにおいては「遵守か説明:Comply or Explain」から一歩進んで遵守した場合でも説明を求めるという原則に立