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安全保障・危機管理関係者
福本出 国家安全保障局顧問、元海上自衛隊幹部学校長、退役海将、株式会社石川製作所 取締役 東京研究所所長
片岡: 今月のインタビューは福本出さんです。本日は「自衛隊は戦力か」「自衛隊は軍隊か」といったことを中心にお伺いしたいと思います。宜しくお願い申し上げます。 福本: 最初に、安倍晋三内閣総理大臣が憲法記念日に
原点に返って議論を!(特別防衛監察に思う)
1 初めに 3月以来、実施中であった特別防衛監察の結果が7月28日公表された。今回の日報の公表に係る発端は、昨年7月、南スーダンの首都ジュバで大規模武力衝突が生起したことに関連して、7月19日に情報公開請求がなされたこと
前途遼遠たり! (副題:憲法改正問題に関連して!)
1 初めに 安倍首相は、読売新聞のインタビューに応じ、自民党総裁として憲法改正を実現し、2020年の施行を目指す方針を表明した。(5月3日読売新聞) その要点は、 ①憲法改正を実現し、東京五輪・パラリンピックが開かれる2
ミサイル攻撃と国民保護!
1 初めに 国際社会の制止にも拘らず強行される北朝鮮による相次ぐ核実験やミサイル発射に対して、米国トランプ新政権は、オバマ政権の所謂戦略的忍耐策からの決別を宣言し、あらゆる選択肢がテーブルにあると明言している。一方、中国
全貌が見え始めた米国の東アジア戦略!
1 初めに 「米国第一」、「世界の警察官を止める」と公言して憚らなかったトランプ大統領だが、誕生から約2ヶ月、新政権は、同盟国との関係維持を確認するなど、外交・安全保障面では、安全運転が目立つ。(最も、内政問題では波乱含
右脳インタビュー 若狭勝 衆議院議員・弁護士 元検事
片岡: 今月のインタビューは若狭勝さんです。本日はテロ問題についてお伺いしたいと思います。 若狭: 日本は地政学的に中東からは遠く、また中東のテロリストはその容貌からして日本では目立つこともあり、これまでテロ
右脳インタビュー 西村繁樹 元防衛大学校防衛学教育学群戦略教育室教授
片岡: 今月のインタビューは西村繁樹さんです。本日は北方領土とオホーツク海の戦略的価値を中心にお伺いしたいと思います。宜しくお願い致します。 西村: まず、戦略核兵器を搭載した弾道ミサイル潜水艦について簡単にお話しま
中国に厳しい米政権誕生で風雲急を告げる東アジア 偉大さ復活競う米国と中国、日本は何をすべきか
「偉大なアメリカの復活」VS「中華民族の偉大な復興」 世界中に「トランプ・ショック」を与えた「大統領らしくない」ドナルド・トランプ氏が大方の予想を覆して、世界で最も影響力のある超大国米国の次期大統領に選任された。 選挙期