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福本出 国家安全保障局顧問、元海上自衛隊幹部学校長、退役海将、株式会社石川製作所 取締役 東京研究所所長

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片岡:    今月のインタビューは福本出さんです。本日は「自衛隊は戦力か」「自衛隊は軍隊か」といったことを中心にお伺いしたいと思います。宜しくお願い申し上げます。

福本:    最初に、安倍晋三内閣総理大臣が憲法記念日に改憲集会(事務局:日本会議)に向けて送られたビデオレターについてお話したいと思います。このとき総理は「憲法施行70年の節目の年に…自衛隊は、違憲かもしれないけれども、何かあれば、命を張って守ってくれというのは、あまりにも無責任です。…9条1項、2項を残しつつ、自衛隊を明文で書き込むという考え方、これは、国民的な議論に値するのだろう」という発言をし、それに対して学者から自衛隊OBに至るまで賛否両論がありました。これを聞いて、私は色々考えることがありましたが、「え!?」という気持ちが強かったですね。25万人の自衛隊員を代弁できるわけではありませんが、一自衛隊員だったものからみると、「本音では自衛隊は違憲だと思っていたと暴露したに等しい」と感じました。
今は、大部分の国民が自衛隊の存在を肯定的に見ており、野党である民進党の枝野幸男衆議院議員も「今、国会のどの党派も自衛隊を違憲だと政府を攻撃する党はない」という発言をしています。今の日本という国家の中では、自衛隊という組織が「違憲か」「合憲か」ということよりも、この組織が「軍隊なのか軍隊でないのか」、「戦力なのか戦力でないのか」ということが曖昧なまま誤魔化されてきたということの方がよほど問題ではないでしょうか…

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