Posts In Category

医療・パブリックヘルス

2013年7月20日に「東海青年医会」で行ないました「オーストラリアの医療システム」についての講話に使いましたパワーポイント・スライド配布資料のPDFを添付します。   講演の要旨は、下記の諸点を中心に、オース

●行政による科学の抑圧 東日本大震災では行政が科学を抑圧し、被害の拡大を招いた(1)。例えば、文部科学省は、SPEEDIによる放射性物質の拡散の試算を、米軍に提供してい たにもかかわらず、公表しなかった。このため、原発か

2013年6月14日に国際医療福祉大学大学院乃木坂スクール「医療材料マネジメント講座・2013」で「アメリカGPOの実態とオバマ政権の医療改革について」と題して講演をしました。 当日の講演で資料として配布しましたスライド

片岡:  今月の右脳インタビューは弁護士の望月浩一郎さんです。本日はスポーツ問題についてお伺いしていきたいと思います。 望月:  過労死や労災職業病等の問題を取り扱っている弁護士事務所にいた時に、労災で背中の骨を折った患

国立社会保障・人口問題研究所は、出生と死亡についてそれぞれ高位、中位、低位の3条件を設定し、合計9種類の将来人口推計を行ってきた。最新の推計は、 2012年1月の日本全体の推計と2013年3月の地域別推計である。これらの

本稿では、近代立憲主義の視点から中華人民共和国憲法(中国憲法)を概観し、自由民主党日本国憲法改正草案(自民党改正草案)と比較する。その上で、自民党改正草案が世界にどのように理解されるのか考えたい。 ●価値の多様性 中国憲

●自己本位 大正4年、夏目漱石は、学習院で『私の個人主義』と題する講演を行い、自己本位について語った。 漱石は大学で英文学を専攻した。英語より先に漢学を学んでおり、教養、人格の骨格としていた。漱石は、日本の英文学研究を代

●地域の医療提供体制の破綻 埼玉県、千葉県、茨城県では医師不足のために、地域によっては既存の病院の診療を維持できなくなりつつある。 例えば、2012年6月7日の埼玉新聞は「さいたま赤十字病院(さいたま市中央区)で、小児科