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教育・宗教・文化・社会・スポーツ
「我が国の歴史を振り返る」(19) 「日清戦争」の概要と「下関条約」締結
▼はじめに(令和2年の配信スタート) 皆様、遅ればせながらあけましておめでとうございます。令和2年の1回目の発信となります。 新年早々、中東の方では“きな臭い年明け”となりました。「平和の祭典」のはずのオリンピックの年
「我が国の歴史を振り返る」(17) 明治時代以降の「国民精神」を育てたもの
▼はじめに(長州藩の藩庁・萩市を訪問) いよいよ次回から、「日清戦争」「日露戦争」、そして大正時代を経て昭和に至るまで、我が国が巻き込まれた「戦争」の歴史を中心に振り返ることになります。その前に、時代は少し前後しますが、
「花を見る会」騒ぎ-再論
1.季節外れの「花見」狂想曲 先週(11月16日)掲載の「花を見る会」についての拙稿を執筆後もこの問題を巡って野党の追及、これを囃し立てるマスコミの騒ぎは拡大こそすれ、鎮静化の兆しは見られず、他方世界に目を向ければ、我
「我が国の歴史を振り返る」(14) 明治維新による“国家の大改造”
▼はじめに(『反日種族主義』を読む) たまには、冒頭で時局を取り上げてみましょう。22日、韓国が軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の協定破棄を凍結し、失効が回避されました。仮に破棄されても、両国の関係が直ちに壊れるよう
「我が国の歴史を振り返る」(8) 江戸時代中期の周辺情勢
▼はじめに 前回、『先占の原則』を紹介しましたが、1988年に英国のサッチャー首相が「ヨーロッパ人がいかにこの世界の多くの土地を探検し、植民地化し、文明化したかは、まことにすばらしい勇気と才覚の物語でありました」と発言し
「我が国の歴史を振り返る」(7) 欧州諸国の「大変革」と植民地獲得
▼はじめに 我が国の江戸時代と時を同じくする17世紀から19世紀にかけて、欧州諸国は、その後の国際社会に甚大な影響を及ぼすことになった「大変革」を遂げました。まずは、本歴史シリーズの目的などから、それらの実態をわずかに3
「我が国の歴史を振り返る」(6)「治安維持」のための江戸時代の諸制度
▼はじめに(信長・秀吉・家康の外交・防衛の総括) 信長・秀吉・家康の外交・防衛を総括しますと、信長の「抑止」、秀吉の「積極防衛」(戦略攻勢)、そして「鎖国」は「専守防衛」と共通点があることから、「国防」という観点に立て
「我が国の歴史を振り返る」 (5) 江戸時代初期の外交・防衛
▼はじめに 前回の話題を少し補足しておきましょう。ドライな西欧列国は、当時、信長、秀吉らを、“王”を意味する“King”ではなく、“皇帝”を意味する“Emperor”と呼称していたようです。それは、彼らが当時の天皇を凌駕