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 マラッカ・ジレンマ 「石油の一滴は血の一滴」と言われるほど日本の石油自給量は僅かで、1941年8月の石油の対日全面禁輸が日米開戦に踏み切る一つの要因になったと思われる。 今日、中国にとっても石油は貴重だ。2011年の

  1 初めに 北朝鮮の水爆実験と称する第4回目の核実験の衝撃が世界を駆け巡っている。安保理も新たな決議採択の検討を開始し、日本も独自制裁を考慮中だ。国連憲章7章41条の非軍事的措置の限界が明らかになる中で、新

元旦0時から14時過ぎまでBSで一挙に再放送されていた『映像の世紀』。 今から20年以上前に放映された時も見たのですが、今回も録画して少しずつ見ました。 【第4集 ヒトラーの野望】 ヒトラーは大規模な公共事業を行い、60

前回は、接近阻止・領域拒否戦略の概要、同戦略を採用した経緯・動機、同戦略の目的などについて説明した。引き続き、同戦略についての説明を継続する。  非対称戦争の追求 接近阻止・領域拒否戦略の最大の特色は、人民解放軍が米軍

アベノミクスで元気を取り戻した日本企業の成長戦略に「M&A」があるが、円安の進行で以前より買収案件の割高感が強まっているにもかかわらず、本年度(2015年)も銀行や保険会社大手の金融機関が先を争うように海外大型買

片岡:    今月の右脳インタビューはIntellectual Ventures社(以下、IV)上級副社長(EVP)兼 日本総代表の加藤幹之さんです。本日は知的財産についてお伺いしていきたいと思います。 加藤:    1

目  次 はじめに ‘未知の領域’に踏み込むアベノミクス 第1章  アベノミクス・ステージ2の論理 (1)GDP 600兆円 経済への道 (2)国家資本主義を想起させる「官民対話」 第2章  少子高齢化への戦略対応‘2つ

前号に引き続き、中国海軍の近代化の現状について説明したい。なお、前号では中国海軍は、①戦闘艦の戦闘能力のマルチ化の促進、②遠距離洋上の情報能力の強化、③潜水艦戦力の強化、④哨戒艇戦力の強化、⑤機雷・魚雷戦力の強化、に注力