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法・政治・行政・外交
医療事故調問題の本質1: 開業医は院内事故調査委員会に耐え得るか
●2007年の厚労省第二次試案 2007年10月17日、厚生労働省は、「診療行為に関連した死亡に係る死因究明等の在り方に関する第二次試案」を発表した。その骨子は以下のようなものであり、日本の医療を破壊しかねない大きな問題
先進国の移民歓迎政策と中国富裕層の不正蓄財処理が見事に合致
2012/12/1 中国富裕層の海外移転資産額 2009年より毎年100億元(約1,200億円)が海外に流れており、80%が米・加・豪、20%が欧州・Singapore・Malaysiaに流出していると中国の法制晩報
しぼむ多文化主義の花
オバマ大統領はアメリカにとって、移民政策改革がきわめて重要であることを強調しながらも、最初の4年間の任期中には最小限の施策しか実現できなかった。それでもヒスパニック系移民の投票を確保するにはかなり効果があっ
崖っぷちのユーロ経済、秋の陣、そして、ちょぴり日本経済
2012/9/10 0.はじめに ノーベル・経済学賞のP.クルーグマン氏は、長引く先進国経済の停滞について、`For the fact is that we have both the knowledge and t
動き出したアメリカ移民法改革:アリゾナ州法連邦最高裁判決
このブログでも観測の対象としてきたアメリカ、アリゾナ州移民法に連邦最高裁の判決が下った。間もなく最高裁判決が予定されている医療保険法改革と併せて、11月の大統領選の行方を左右する大きな論争点の方向が定まる。アメリカ国内政
アメリカ移民法改革:今度は動くか
長らく目立った動きのなかったアメリカの移民法改革の次元で、ある胎動が感じられる。前回記したオバマ大統領の突然の不法滞在者への新たな対応の裏で、なにが起きているのか。メディアが急に動き出し、あわただしくなっている。 そのひ
閉塞破れるか:オバマ大統領土壇場の移民改革
閉塞の壁を破る 唐突の発表という印象だった。ABC News(6月15日)を観ていると、オバマ大統領の記者会見が目に飛び込んできた。両親に連れられてアメリカに入国し、現在アメリカに滞在する16-30歳の不法滞在者を強制送
妥協なき政党政治の行方:アメリカ移民改革を見る
11月のアメリカの大統領選挙まで半年を切ったが、なんとなく盛り上がりに欠けている。前回のような全世界を取り込むがごとき熱狂の嵐はどこにも感じられない。出口の見えないような行き詰まった雰囲気が漂っている。しかし、例のごとく