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岡部陽二

岡部陽二

1934年生まれ、京都大学法学部卒業後、住友銀行(現 三井住友銀行)入行。取締役ロンドン支店長、専務取締役を歴任後、明光証券(現SMBC フレンド証券)代表取締役会長、広島国際大学医療福祉学部医療経営学科および同大学院教授、医療経済研究・社会保険福祉協会 医療経済研究機構 副所長等を歴任。日本個人投資家協会副理事長。

主な著書・訳書
国際金融人・岡部陽二の軌跡: 好奇心に生きる Kindle版
米国医療崩壊の構図―ジャック・モーガンを殺したのは誰か?
レジナ・E. ヘルツリンガー (著) 岡部 陽二 (監訳), 竹田 悦子 (訳)
㈱一灯舎 2008年
消費者が動かす医療サービス市場―米国の医療サービス変革に学ぶ
レジナ・E. ヘルツリンガー (著) 岡部 陽二 (監訳), 竹田 悦子 (訳)
シュプリンガーフェアラーク東京 2003年
医療サービス市場の勝者―誰が医療サービス市場の勝者となり、敗者となるか
レジナ・E. ヘルツリンガー (著) 岡部 陽二 (監訳), 竹田 悦子 (訳)
シュプリンガーフェアラーク東京 2000年


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2016年1月から債券・債券投信についての税制が大幅に改正され、証券一体課税がようやく実現する。預金利子は含まれないので、金融取引一体課税とは言えないものの、証券取引についての税制が一本化されるのは画期的である。 個人投

「株式上場詐欺」には重罪を 新規株式上場(IPO)が復調し、1~6月で43社が新規に上場した。年間で73社が上場した2007年来の高水準で推移している。年内には日本郵政3社の大型上場も控えている。 ところが、2012年以

アーサーアンダーセンの崩壊は他人事か  2001年に発覚したエンロンの破綻は米国の企業統治史上最大の事件であった。エンロンは将来10数年にわたって得られるかも知れない期待利益300億ドル強を現実の利益として前倒し計上する

いわゆる「ギリシャ危機」は、2009年10月の政権交代を機に、財政赤字が公表数字よりも大幅に膨らんでいた不正会計の公表に始まる一連の騒動をいう。それまで、ギリシャの財政赤字はGDP比で5%程度とされていたが、政権交代によ

6月16日に開催された今年のトヨタ株主総会は、3時間を超える熱気を帯びたものとなった。例年の穏やかな進行とは様変わりと報じられている。長時間を費やした32問の株主からの質問は「AA型」と称される「株式の通念と相反する元本

5月上旬に行われた英総選挙で勝利し、保守党の単独政権を成立させたキャメロン首相は、欧州連合(EU)と加盟条件を巡り交渉することを最優先課題に掲げている。その結果を踏まえて公約として掲げたEU離脱の是非を問う国民投票を20

    昨年6月に閣議決定された新成長戦略は、わが国の株式市場に大きなインパクトを与えた。この新成長戦略では、「上場企業のガバナンス強化によるROEの向上」が「いの一番」に掲げられたからである。 この提言では「日本企業の

日本の財政は改革の先送りで1,000兆円超の債務残高と毎年40兆円の赤字を垂れ流している。政府は利払い費用を除いたプライマリーバランス(基礎的財政収支)を2020年度に均衡させる目標を掲げ、これを国際公約にもしている。