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大塚正民

大塚正民

1936年  秋田県出身
1958年  司法試験合格
1959年  東京大学法学部卒業
1961年  弁護士登録
1967年  公認会計士登録
1989年  ニューヨーク州司法試験合格
1994年  アメリカ公認会計士(CPA)試験合格
1996年  外国法事務弁護士登録
2008年  法学博士(東京大学)
2010年  大塚正民 法律会計事務所 開設

著書
『現代アメリカ信託法』 大塚正民・樋口範雄(共著)有信堂高文社 2002年
『キャピタル・ゲイン課税制度 アメリカ連邦所得税制の歴史的展開』
大塚正民著 有斐閣学術センター 2007年
その他、日米において執筆論文多数   

「租税法」の「国際的側面」に焦点を当てる場合(注1)、便宜上、対内的取引(活動)と対外的取引(活動)の2種類に区別して来ました。このやり方は、相続税法(相続税と贈与税に関する法律(注2))の場合にも基本的には同じです。日

前回(第41回)では、「租税法」の「国際的側面」に焦点を当てる場合(注1)、例によって、その「国際的側面」を、便宜上、次のように2種類に区別しました。 国際的側面の種類 英語訳 その特色 1.対内的取引(活動) Inbo

3番目に取り上げるのは「租税法」です。「租税法」の「国際的側面」に焦点を当てる場合(注1)、例によって、その「国際的側面」を、便宜上、次のように2種類に区別します。 国際的側面の種類 英語訳 その特色 1.対内的取引(活

この度の「国際法務シリーズ」で2番目に取り上げる「法律分野」は「外国為替法」という「法律分野」です。その中核となる法律(中核法律)は「外国為替及び外国貿易法(注1)」です。この中核法律の下で主として問題となるのが、「国際

この度の「国際法務シリーズ」で最初に取り上げる「法律分野」は「独占禁止法」という「法律分野」です。その中核となる法律(中核法律)は「私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律(注1)」です。平成21年6月10日に、この

前回(第37回)で「何ほどかを知るよう努力すべき日本法」として14種類(分野)を挙げました。今度の「国際法務シリーズ」では、これら14種類の「日本法」の「国際的側面」に焦点を当てますが(注1)、その「国際的側面」を、便宜

今度の「国際法務シリーズ」で取り上げる法律は、「国際法」ではなく、すべて「国内法としての日本法」です。前々回(第35回)で述べたことですが、ときには「国際なになに法」(たとえば「国際刑法」)という呼び方をすることがあって

前回(第35回)では、同じく「国際刑法」と呼ばれているものには、「国内法としての国際刑法」と「国際法としての国際刑法」の2つがあること、このうち「国内法としての国際刑法」を誤解のないようにするためには「日本刑法(国内法)