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財務省による世界最悪の財政政策が20年間で6500兆円の損失をもたらした

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今から3カ月ほど前まで、貨幣や経済の事にほとんど関心も持たず学んだこともありませんでした。しかし、財務省による世界最悪の財政政策が約20年間で6500兆円の損害を日本国民に与えたことを知りました。

上図の出典:https://gendai.ismedia.jp/articles/-/65426

日本政府はインフレ対策をデフレ期に行なっていますし、税収を主たる財源であると誤解して、PB黒字化を目標としています。これは、電気自動車において回生ブレーキによって得た電力を走行用の主たる電力であると誤解していて、主バッテリーに外部から給電して電力を蓄積させて走行に使う事を拒否しているようなものです。そんな事をしていると、車がすぐに止まってしまいます。すなわち、税は回生ブレーキのようなものであり、貨幣循環スピードと貨幣量を減らしながら、財源確保します。国債発行は外部から電源供給して車載の主たるリチウムイオン電池を充電するようなものです。

上図の出典: https://car-moby.jp/53942

今も財務省が国民に対して巨大な損害を与え続けている事を知ってからは、貨幣と経済の両方に大変に大きな関心を持ちました。この世界最悪の財政政策が日本に貧困層を発生させましたし、自然災害に弱いインフラにしてしまいましたし、近隣諸国からの恫喝を受ける原因にもなっています。
貨幣は貨幣発行者からみると単なる整理券と同じく何の努力もなくいくらでも発行できるものです。貨幣利用者からみると貨幣は汗水たらして努力してやっと手に入るものであり、それが無いと生活ができないので大変に貴重なものです。しかし、貨幣の本質は情報でしかありません。価値受領権情報です。価値は多様です。需要者とその状況によって時々刻々と変ります。価値創造の根源は知的財産です。マクロに見ると、人間は知的財産を用いて環境を価値あるものに変えつつ生きており生活をさらに豊かにしています。その価値創造活動を連鎖反応的に誘発するものが価値受領権情報である貨幣です。したがって、貨幣システムと知財システムの両方の統合的な最適設計をすることで、人類社会はもっと幸福になれるはずです。財務省のような世界最悪の馬鹿どもに任せていると、日本国が滅亡します。それを阻止するためにも、貨幣システムと知財システムの統合最適システムの設計が必要と思います。

貨幣は、需要と供給の適切な結合による価値創造の連鎖反応を誘発する価値受領権情報です。
貨幣は国家が供給して社会の中を循環し、人々の間で貨幣と価値の交換を行わせます。その結果、貨幣は人から人に飛び移りながら、価値創造と価値受領を行く先々で行なわせます。価値は知的財産を核にした労働で創造されます。国家は貨幣と知的財産という2種類の情報の流れが滑らかに世界の隅々にまで行きわたり、創造された価値を用いて人々が幸せになり、良い社会を発展させることのできる基盤を提供します。
知的財産は各種資源の新たな組み合わせの知識や信用情報として人々の活動内容を誘導します。
貨幣は人々の活動に必要な各種資源の調達と利用を容易にもできますし大規模にもできます。
価値創造の連鎖反応が貨幣の流れと知的財産の流れを豊富化し、貨幣と知的財産の結節点でさらに価値創造が実現し、現実世界をさらに価値あるものに変えていきます。
人々は、この価値創造の連鎖反応の中で幸せを感じ、子孫にも同じ幸せを与えたいと思い、その幸せをもたらす国家を守り発展させたいと思います。

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