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安全保障・危機管理関係者
成長戦略を活かす「リスク・マネジメントと保険の手配」(その12) 成長戦略「想定外と企業モラル/コンプライアンス」のリスク
アベノミクスも日銀による金融政策の限界で何やら不透明となってきたこの時期に、二つの大きな出来事が起こった。一つは、それこそ想定外地域・熊本での大地震である。今回の布田川断層帯の30年以内の地震確率は何と0.9%だったこと
中国の対インド安全保障戦略 ―中国から見た南アジアの戦略的価値と対インド戦略の狙い―
平成27年9月29日 中国の軍事的な拡大が世界の注目を集めている。アジアで中国と並ぶ軍事大国として台頭しつつあるインドに対し、中国がインドの安全保障戦略をどのように見ているかを、中国側の公開文献に基づき検証
パンデミックについての危機管理の面からのコメント
我が国の危機管理体制一般について言えることだが、憲法に緊急事態条項がないことに端的に象徴されているように、我が国には「危機を想定し、それに備える」ための危機管理体制が本質的に欠落していると言える。もちろん、防災・減災など
平和安保法制の改正点と今後の課題 ―平和安保法制は「戦争法」なのかー
昨年成立した「平和安保法制」を「戦争法」とし、その破棄を求める動きが野党を中心に政治課題として喧伝されている。しかし、本当に「戦争法」と言えるのか否かは、同法制制定の背景事情、法制の概要と改正点、残された課
北朝鮮の核ミサイル開発の現況と2020年頃の見通し ―確証破壊段階に達する核戦力と深刻化する日本への脅威―
一〇月一〇日に行われた朝鮮労働党創建六〇周年記念日の軍事パレードでは、衛星画像から、近くのビョンヤン空港に約八〇〇のテント、七〇〇のトラック、二〇〇の装甲車が集結したとされ、過去最大規模であったと見積もられている[1]。
冊封(さくほう)・事大(じだい)主義・小中華思想
朝鮮半島の地政学・第一則――「大陸国家・中国への従属性」から、派生する中朝関係は「冊封」であり、朝鮮人の「事大主義」と「小中華思想」につながる。今回はこれについて説明する。 イデオロギーとは インターネット最大の情報