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司法関係者
第61回 国際法務その27: 国防法その1:ココムおよびワッセナー・アレンジメント
この「国際法務シリーズ」で取り上げる法律は、「国際法」ではなく、すべて「国内法としての日本法」です。ときには「国際なになに法」(たとえば「国際刑法」)という呼び方をすることがあっても、それはあくまでも「国内法としての日本
第60回 国際法務その26: 国際ADR制度その5:国際仲裁制度の実例:税務仲裁
仲裁といえば、普通は、私人と私人との間の紛争を解決する制度と考えられていますが、例外として、国家と国家との間の紛争を解決する制度としての仲裁もあること (たとえば、第58回で述べた新日蘭租税条約に定める租税条約仲裁)、さ
第59回 国際法務その25: 国際ADR制度その4:国際仲裁制度の実例:投資協定仲裁
仲裁といえば、普通は、私人と私人との間の紛争を解決する制度と考えられていますが、例外として、国家と国家との間の紛争を解決する制度としての仲裁もあることは、前回(第58回)の租税(条約)仲裁で述べました。さらに例外として、
第58回 国際法務その24: 国際ADR制度その3: 国際仲裁制度の実例:租税(条約)仲裁 - 新日蘭租税条約
仲裁といえば、普通は、私人間の紛争を解決する制度と考えられていますが、例外的に、国家間の紛争を解決する制度としての仲裁もあります。たとえば、平成22年8月25日に署名された(注1)新日蘭租税条約-正式名称は「所得に対する
第57回 国際法務その23: 国際ADR制度その2:国際仲裁制度の実例: ベースボール・アービトレーション(Baseball Arbitration 野球仲裁)型の仲裁
前回(第56回)では、国際訴訟制度との比較において国際仲裁制度の特徴を見ました。今回からは、国際仲裁制度の実例のいくつかを見ることにしましょう。 これまでの伝統的な型の仲裁であれば、申立人Xと相手方Yがそれぞれ自分に有利
第56回 国際法務その22: 国際ADR制度その1:国際訴訟制度と国際仲裁制度との比較
第51回から前回(第55回)までは、国際的な紛争解決制度としてこれまで伝統的に用いられて来た、国際訴訟制度を取り上げました。今回からは、最近盛んに利用されるようになってきた、国際ADR制度の1つである国際仲裁制度を取り上
第55回 国際法務その21: 国際訴訟制度その5:第8の主要な問題点としての外国判決の承認・執行
問題点(日本語) 英語での表現 どういう問題か 外国判決の承認・執行 Recognition and Enforcement of Foreign Judgment ある国の裁判所による判決を他の国が承認・執行できるか
第54回 国際法務その20: 国際訴訟制度その4 :第6の主要な問題点としての立法管轄権および第7の主要な問題点としての国家行為
問題点(日本語) 英語での表現 どういう問題か 立法管轄権 Legislative Jurisdiction ある国が立法できる範囲 国家行為 The Act of State たとえば、ある国による外国企業の国有化 第