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食料・資源・エネルギー
香港取引所(HKEX)の悩み
1. 香港・上海の株式市場の相互乗り入れ 4月初めのボアオ・アジア・フォーラムで中国の李克強首相は「上海と香港の株式市場の相互乗り入れを確立する」と演説した。一般には中国の資本市場の開放が更に進むと歓迎されているが、香港
中国の爆食は続く–逃れられない食糧危機
中国の爆食というと食糧以外の鉄鉱石など鉱物資源が注目された。ところが過剰投資による設備の過剰で過剰生産となり鉱物資源などは極端に輸入が減少するなどの現象が生じている。中国政府としては資源投資の削減を打ちだし、国営石油大手
先進国の永住権を狙う中国人
中国人が欧米の永住権を取得しようとする動きは昔からあるが、カナダが中国からの投資移民申請があまりにも多いのでここ数年移民受付の停止期間を設定していたが、それでも移民希望が殺到するので移民制度の見直しに取り掛かるとの話が2
またまた中国貿易統計に水増しか
昨年4月に貿易統計の水増しが騒がれたが(拙稿2013/8/1中国統計に対する不信、参照)昨年末発表された11月の輸出額は前年同月比12.7%増えている。香港から本土へのホットマネーと見られているが、GDPの年度目標達成の
習政権のスタート
3月から中国で新政権がスタートした。話題を呼んでいるのが、節約令と習夫妻の外遊だ。 1. 節約令 三公消費(公費での飲食、公用車の私用、公費旅行などが2012年の財政収入の10%に当たる)節約だが、公用車の私用や公費旅行
多発する暴動
中国では年間一万件以上の暴動があると言われている。単なる抗議行動やデモも共産党政権下では禁止されているので、中身はいろいろある。一般的には土地の再開発など地方政府が財源稼ぎで農地を転用してしまう等、農民の地方政府への抗議
中国統計に対する不信
中国の統計が当てにならないと昔から言われている。旧聞に属するが、3月になり海外メデイアが中国の輸出データと香港の輸入データの間に巨額の差異があることを指摘。これから騒ぎが大きくなった。騒ぎのお蔭でshadow banki
“食”が一番重要なのに(粉ミルク騒動はまだ続く)
本稿でも7月に暴動について書いたが工場でのストも頻発している。嘗ては給料をニセ札で配ったとか、給料の遅配などとともに食事が最大のストの原因であった。(最近では工場を閉鎖しようとすると大問題となる。そこで経営者は夜逃げしか