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グローバル
QE2(米国量的金融緩和第2弾)の効き目
米国連邦準備制度理事会(FRB)は、11月3日の連邦公開市場委員会(FOMC)で量的金融緩和第2弾(Quantitative Easing2,「QE2」)を決定した。その主たる内容は、より力強い景気回復を促し、物価上昇
我が国およびアジアの債券市場の発展を目指して
我が国およびアジアにおける債券市場の振興策については、これまで様々な角度から論じられているが、ここでは「プロ向け債券市場の創設」という切り口で、ある研究会の提言を紹介したうえで、証券決済システムの改革に関して検討するこ
規制強化の流れと格付会社の対応
米国においては、ドッド・フランク・ウォール街改革・消費者保護法(Dodd–Frank Wall Street Reform and Consumer Protection Act:以下「DF法」)と名付けられた金融監督強
金融危機の真の原因と規制見直しの動き
金融・資本市場は、2008年9月のリーマンショックに続いて2010年4月のギリシャショックに見舞われるなど、大きな混乱が続いている。こうした金融危機の原因として、世上、規制緩和の行き過ぎが挙げられることが多く、危機の再発
インタビューシリーズ
各界でご活躍の皆様へのインタビューシリーズです。
シティーに必要な三つのCITY
1970年代の後半から前後二回にわたり通算13年間をロンドンで過ごした私にとって、歴史の重みに裏打ちされたシティーの自由闊達な雰囲気には、まことに印象深いものが残っ
明光証券㈱会長就任時のインタビュー ~「証券会社で働けることを幸せに思っています。」
6月29日をもって社長・会長として9九年の任期を勤められた和田会長が退任、新会長に岡部陽二氏が就任した。 インタビューを通じて岡部新会長の人物像に迫ってみたい。 Q; 海外での経験が豊富ですが、海外勤務を通して学んだこ
急成長を遂げる金利スワップ取引 ~ 本邦企業外債にも市場の開放を
昨年7月、住友ファイナンス・エイシア(住友銀行100%出資の香港現地法人)が住友銀行保証付きで本邦初の「金利スワップ外債」を発行してから約1年になるが、この間に金利スワップ外債市場も著しい発展を遂げている。 このように