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アドバイザーの部屋
第10回 贈与と税金その2: 値上がりしている資産を贈与した場合(アメリカ)
父ボブが以前に10萬ドルで購入し、今では時価が30萬ドルに値上がりしている土地を息子ジョンに贈与し、その直後に、息子ジョンはこの土地を第三者に30萬ドル売却しました。このような場合、日本と同じようにアメリカでも、贈与税(
第9回 贈与と税金その1: 値上がりしている資産を贈与した場合(日本)
父太郎が以前に1,000萬円で購入し、今では時価が3,000萬円に値上がりしているゴルフクラブの会員権を息子一郎に贈与し、その直後に、息子一郎はこれを第三者に3,000萬円で売却しました。この場合、贈与税と所得税が問題に
第8回 内部告発者法(その8): 日本の内部告発義務法-いわゆるゲートキーパー制度
前回(その7)では、内部告発義務法としてのPrivate Securities Litigation Reform Act of 1995よって創設されたSecurities Exchange Act of 1934 の
第7回 内部告発者法(その7): アメリカの内部告発義務法‐1934年証券取引所法Section 10A
ここまではアメリカと日本における「内部告発奨励法」と「内部告発者保護法」の歴史を見てきました。次に「内部告発義務法」の歴史を見ることにします。今回はアメリカの内部告発義務法の歴史を見て、次回は日本の内部告発義務法の歴史を
第6回 内部告発者法(その6): 日本の内部告発者保護法
すでに第1回で引用しました穂積陳重(注1) の「法窓夜話(注2) 」に「大儒の擬律」という題で次のような話が紹介されています。「正徳の頃、武州川越領内駒林村の百姓甚五兵衛とその倅(せがれ)四郎兵衛の両人が、甚五兵衛の娘「
第5回 内部告発者法(その5): アメリカの内部告発者保護法
ここまではアメリカと日本における「内部告発奨励法」の歴史を見てきましたが、次に「内部告発者保護法」の歴史を見ることにしましょう。今回はアメリカの内部告発者保護法の歴史を見て、次回は日本の内部告発者保護法の歴史を見ることに
第4回 内部告発者法(その4): 日本での内部告発奨励法
前回(その3)では、内部告発奨励法としてのFederal False Claims Actの歴史的な歩みを見ました。いかにもアメリカらしい法律(注1)ですが、qui tam actionsを許容するFalse Claim
第3回 内部告発者法(その3): Federal False Claims Act
前回(その2)では、内部告発奨励法としてのFederal False Claims Actがリンカーン大統領の時代に立法された古い法律であることを見ました。この法律の歴史的な歩みには興味深いものがあります。 1863年3