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小川勝章

小川勝章

植治 次期12代
御庭植治株式会社 代表取締役
 
1973年に生まれ、幼少期の多くを歴代の手掛けた庭園にて過ごす。高校入学時より11代小川治兵衞に師事し、思春期の多くを庭園掃除にて過ごす。家業に従事しつつ、立命館大学法学部を卒業後、植治における作庭に専念する。新たな作庭に加え、歴代の手掛けた庭園においても、作庭・修景・維持を続ける。特に近年は七代目が最も精魂を注いだとある庭園において、次代へと繋がる取り組みを重ねている。新たな試みとして、実相院門跡(京都)等において、市民協働での作庭も手掛けている。



1級造園施工管理技士
京都市 DO YOU KYOTO ? 大使 (文化的見地より環境問題に取り組む)
京都精華大学・名古屋工業大学・名城大学等において非常勤講師を歴任


 

250余年前(江戸期宝暦年間)、武士から作庭の道へと転身した初代は、帯刀を許される極めて稀な作庭家であったという。以後代々は「植治(うえじ)」の屋号の基、「小川治兵衞」の名を受け継いで行く。 また明治、大正、昭和期におい