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坂東 楽善

坂東 楽善

歌舞伎役者 伝統歌舞伎保存会会員
屋号 音羽屋
定紋 鶴の丸、結び八重片喰 直違九字菱

1943年、十七代目市村羽左衛門の長男として東京に生まれる。1950年、新橋演舞場の『菅原伝授手習鑑』「寺子屋」の菅秀才で四代目坂東亀三郎を襲名して初舞台。舞台活動の傍ら映画やテレビドラマの子役として活躍した。1965年八代目坂東薪水を襲名。一頃は病気で舞台から遠ざかることもあったが、それも克服して1972年二代目坂東亀蔵を襲名。1980年八代目坂東彦三郎を襲名。2017年、実子の五代目坂東亀三郎に坂東彦三郎の名を譲り、彦三郎代々の俳名である楽善を初代として襲名。

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7歳の頃から歌舞伎の舞台に立ってきた八代目坂東彦三郎丈。5月には彦三郎改め「楽善」を襲名します。楽しく善きことを司るためには、多くの困難を乗り越えなければこの境地には達し得ません。華やかな役者人生を送られてきたと想像しが